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October 31, 2008

2週間ぶりに、C2GTチョイ乗りの悦楽。

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前回のアップ「964C2GT、大渋滞を初体験」に、964乗りを中心とする皆さんからたくさんの964礼賛のコメントをいただいて、なんだかとても嬉しかった。コメントに返信する時間がなかったので、ここにお礼しておきたいと思います。

ここ2週間ほど忙しい日々が続いて、964を通勤に使う余裕さえなかったんですが、僕も本日やっとC2GTにチョイ乗りしました。家から事務所まで、ちょいと遠回りしておよそ8㎞弱。

いやいやいや、気持ちいいのよくないのって、もちろん気持ちいいんですが、前回のアップにコメントいただいた方の多くが、964にいったん乗るとコクピットから降りたくなくなる、もしくは下りるとすぐまた乗りたくなる、と書いてくれているのに、僕もまったく同感です。

特にスパルタンなモデルでもなんでもない普通のC2=カレラ2なのに、それなしではいられなくなるような麻薬的快感を持っているのが、964の魅力であり素晴らしいところだと思いますね。

そういえば、今発売中の自動車誌『Genroq』12月号のヒストリックカーをフィーチャーした記事のひとつに僕と964C2GTが採り上げられ、そこには「身の丈の悦楽」というタイトルが編集部によって掲げられています。

他の記事との兼ね合いで、そういう意味合いのキャッチにせざるを得なかったという事情は分かるんですが、このタイトル、実はちょっと不満なんですね、僕としては。

「身の丈の悦楽」というと、金銭的にも比較的無理なく手に入れられるから964を選んだけれど、それが意外と気持ちいいクルマだった、というような、なにやら積極性のない選択のようなイメージが浮かびがちなのが引っ掛かるんですね。

でも、前回のアップにコメントをくれた964乗りの皆さんの多くもそうだと思うけれど、断じてお手軽だから964を手に入れたのではなく、例えばもっと後期の空冷モデルである993と比べても964の方が好きだから、あるいは964の方がいいと思うから、それを手に入れたわけですね。ま、少なくとも僕自身は完璧にそうなわけです。

993カレラや993ターボなど、過去に他の911を経験済みで、しかもクルマにチョー飽きっぽいと自認しているTonotakayaさんからも、最近手に入れたクロヨン号こと964は「一生持ってよかな」と思わせるクルマで、「他のクルマに乗れなくて困っている」という熱烈なコメントが寄せられていますし・・・。

上の写真は、事務所に向けていざ出撃とわが家のガレージから出た964C2GTのプロフィールですが、こうしてみると左端に写っているゴルフⅤのフロントフェンダー、けっこう丸いですね、余談ながら。

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ちょっと遠回りして事務所へ、のルートで僕がしばしばとおる、世田谷区と目黒区の接点にあたる地域をかすめて走る閑静な住宅街の道。

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家の近くのSSで満タンにしてゼロにしたトリップが事務所に着いた時点で7.25㎞といったところ。つまりこの遠回りルート、家から事務所まで8㎞弱ということであります。

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October 20, 2008

964C2GT、大渋滞を初体験。

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先週の土曜日、所用あって朝から964C2GTで埼玉方面へ。で、関越の下り線に乗り、三芳PAでちょっとした買い物を済ませて本線に戻ろうとしたら、あらら、いつの間にか下り線は合流さえままならないほどの大渋滞。

それでもなんとか追い越し車線に辿り着いたものの、そこから始まった数珠繋ぎの大渋滞は、その原因となっていた事故現場の川越インター手前に辿り着くまで、1時間半近くに及んだのでありました。

その間、クルマに進行は一寸刻み、いわゆるストップ&ゴーという奴で、ウチのC2GTはいうまでもなく3ペダルのMTですから、クラッチペダルとスロットルペダルとブレーキペダル、それにシフトレバーの3つを不定期のインターバルで操作して、少しずつ前に進んでいたわけですね、当然ながら。

実はこういう渋滞のなかを走るのは、C2GTを手に入れて初めてのことだったんですが、嬉しいことに苦痛はほとんどありませんでした。クラッチペダルがさほど重くない、クラッチペダルの位置と角度が適切な場所にあるので楽に踏み込める、クラッチの繋がり方がスムーズ、それに加えてとりわけ好ましかったのが、エンジンがアイドリングプラスの極低回転から充分なトルクを発生するのでありますね。

それらの好条件が重なって、1時間半ものあいだストップ&ゴーを繰り返しても、特にイヤにならなかったんですね、素晴らしいことに。つまり964C2、たとえ渋滞にハマってもドライバーに心地好さを提供し続けててくれるクルマである、ということであります。

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というわけで夕刻、何事もなかったかのように東京某所に帰り着いた964C2GT。ノーズの下にRS3.8リップスポイラーが覗きます。

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見慣れた964のリアスタイル。当時のメーカー公表値による全幅は1652㎜と、今日のトヨタiQより30㎜近くも幅狭いのでありますね。

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October 11, 2008

グラントゥーリズモSという、濃厚なマセラティ。

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昨日のことでした。横浜の首都高大黒パーキングエリアで「首都高エコ・ロマンティックパーキング」なるイベントが開かれ、それに付随して首都高速道路株式会社の計画・環境部のスタッフとAJAJ=日本自動車ジャーナリスト協会との座談会が開かれるというので、首都高という世界的にもユニークな自動車道路システムに昔から興味津々だった僕も、AJAJメンバーの一人として大黒PAに馳せ参じてきました。で、そのときに乗っていったのがエコとはちょいとかけ離れた写真のクルマ、マセラティ・グラントゥーリズモSなのであります。

このクルマ、「S」の文字から容易に想像できるとおりグラントゥーリズモの高性能版で、V8エンジンを標準型の4.2リッターから4.7リッターに拡大、パワーが405psから440psに、トルクが47kgmから50kgmに引き上げられるとともに、トランスミッションも標準型のエンジン直結6段ATから、トランスアクスル配置の2ペダル6段MTに替わるなど、すべての点を高性能化し、スポーツ風味を一段と濃厚にしたモデルといえます。

標準型グラントゥーリズモと動力性能を比べると、最高速は285km/hから295km/hに向上、0-100km/h加速は5.2秒から4.9秒に短縮されます。ちなみに日本でのプライスは、標準型の1530万円に対してSは1750万円に。

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昨日、自動車誌『LE VOLANT』の取材のために走ったのは首都高と都内の一般道のみでしたが、それでもそのドライビングはすこぶる官能的、なかでも特にSPORTモードを選んだときにV8エンジンが奏でるサウンドは、堪らないものがありました。

後に別のブログでもう少し詳しくリポートする予定なので、興味のある方は、乞うご期待。

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October 05, 2008

964C2GT、ただいま絶好調!

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10月最初の金曜日、964C2GTを駆って気持ちよく晴れた箱根、芦ノ湖スカイラインに出撃。自動車誌『Genroq』12月号の仕事で某イタリアンGTに試乗するための箱根への足になると同時に、964C2GTそのものが同誌に取材されるための箱根往復でもありました。

ところで、今年の1月に購入して以来、ドライサンプのタンク周辺からのオイル漏れ、エアコンの温調不調、そしてバッテリー上がり等々、数多くのマイナートラブルを経験してきたシグナルグリーンのC2GTですが、今はそれらの対策が一段落して、まさにその走りは絶好調というべき状態になっています。

踏み込んでから反応するまでに独特の溜めを感じさせる、3.6リッター空冷フラット6の絶妙なレスポンスと充分なパワー、スムーズなギアシフト、存外にソフトで滑らかな乗り心地、スロットルとステアリングで気持ちよく向きの変わるすこぶるコントローラブルなハンドリング、それに文句なしのブレーキ。

街中でも、高速道路でも、ステージを問わず、渋滞に巻き込まれずにちゃんと走ってさえいれば964C2GTは気持ちいいクルマですが、やっぱり最高なのはワインディングロードですね。

すべてノーマルのまま、しかも新車からダンパーも替えていないと思われるC2GTのサスペンションはけっこうソフトなので、ワインディングを本気で愉しむにはダンピングを中心にもう少し脚を固める必要があるかなと思った時期もありましたが、細かい不具合が解決されて快調に飛ばせるようになってくると、このままでも悪くないのでは、という気分にもなってきました。

コーナーではそれなりにロールするし、パワーオンでは明確なアンダーステアを示すけれど、それだけに意図的にスロットルを抜くとはっきりとノーズが内側を向くので、クルマの挙動をドライバーが思いどおりにコントロールする愉しさを存分に味わうことができるんですね。

それとRS3.8用のリップスポイラー、フロントを確実に押えつけているようで、高速での直進性を向上させてくれるだけでなく、ある程度以上のスピードで抜けるコーナーでは、ステアリングの接地感の向上とアンダーステアの軽減にも効果を発揮しているように思えます。

サーキットを走るとか、あるいは公道上でも他のクルマと本気で速さを競うとかいうことになったら足を固めた方がいいのは目に見えていますが、操縦者がクルマとの対話を愉しむためのドライビングをエンジョイするのであれば、取り敢えずこのままで充分イケるかなと。

ただしこの絶好調状態がいつまで続くのか、一抹の不安があるのも事実であります。ま、あれだけマイナートラブルが頻発するのを経験すると、いささか疑心暗鬼という奴になってしまうわけで・・・。

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これ、箱根ターンパイクの下りで、速く走るにはそれなりにテクニックが必要なので下りももちろん愉しいですが、スロットルを踏んで後輪にトラクションを掛けながらコーナーを駆け抜けることができる上りの方が、さらに一段とファン・トゥ・ドライブなのはいうまでもありません。

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これは箱根出撃の前日のこと、翌日の取材でC2GTが撮影されることになるというので、ゴルフGLiと並ぶガレージで久しぶりに洗車してしまいました。

そういえば僕はこの964のバンパーのデザイン、なかでも特にフロントのそれは、エアインテークやドライビングのランプの形状も含めて、なかなかのグッドデザインだと思っているのであります。

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購入した今年1月後半の時点で2万3600km余りだったオドメーターの数字は現在、2万7800km余りを示しています。つまり8ヵ月半ほどで4000km強を走ったことに。ま、修理のためにワークショップに入っていたことが多かったので、距離は大して伸びていませんね。

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