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July 01, 2008

南ドイツのカントリーロード。

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<すべての画像は画面をクリックするとサイズが拡大されます>

梅雨なんだから仕方ありませんが、関東地方でははっきりしない天気が続いています。そこで気分を明るくするべく、6月半ばに新型ポルシェ911で走った南ドイツ、シュトゥットガルト近郊のカントリーロードの画像をアップしてみました。

コレに関しては以前、別のブログにも書いたし、すでに知識としてご存知の方もいると思いますが、ドイツのこういった一般道、特に速度制限の標識の立っていない部分の法定最高速は何km/hだと思いますか?

ドイツというと、原則として速度無制限のアウトバーンが有名ですが、実は一般道も制限速度は日本とは比べものにならないくらい高くて、制限速度は100km/hなんですね。

つまりこういった、適度なカーブとアップダウンが続く気持ちいいカントリーロードを、日本の高速道路の制限速度と同じ100km/hで走っていい、というわけです。

したがって、日本の地方の国道や田舎道を40~60km/hで流すときに味わうような欲求不満に陥ることなく、基本的にとても爽快な気分でドライビングすることができます。

しかも一般道の制限速度が高いのはドイツに限った話ではなく、例えばイタリアは100km/h、フランスは90km/h、イギリスは60mph=96km/hという風に、ヨーロッパの国々では大方100km/hに近いスピードで走ることが許されているのです。

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とはいえスピードが速いだけに、そこでは日本の道路を走るときに味わうのとは違う種類の緊張感を持ってステアリングを握ることが要求されます。

例えばこの写真の道、センターラインがあるくらいなので2級道のカントリーロードとしては道幅が広い方ですが、これより狭い道はけっこうザラにあります。

そういう道で、対向車とお互いに100km/h同士で擦れ違うわけですから、断じてセンターラインをはみ出さないといった正確な運転が要求されるわけです。

ということは、もちろん操るクルマにも、正確なステアリングや意のままになるハンドリング、それに優れた直進性などが要求されるというわけですね。

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さて、カントリーロードもしばらく走るとこういった小さな街や村に入りますね。そうすると、特に速度制限の標識がなくても、スピードを50km/hに落とさねばなりません。

これ、ドイツに限った話ではなく、ヨーロッパではどの国でも、民家があって人が歩いている可能性のある集落などに入ると、制限速度は概ね50km/hに下がります。

ただし、場合によっては70km/hとか30km/hとかいう標識が立っていますから、そんな場所ではその標識に従うことになります。

で、その村や街の名前の上に赤い斜線が引かれた標識の前をとおって、その村や街を通過したことを確認すると、またスピードを100km/hに上げていい、ということになるわけです。

だから村のなかを50km/hや30km/hで流すことを強いられても、それはあくまで短時間のことなので、欲求不満にならないで済む、というわけです。

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で、上の3点の写真のカントリーロードを気持ちよく走ったのがこのクルマ、新型ポルシェ911カレラPDK、スポーツシャシー装着車なのでありました。

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Comments

先日走った北海道でヨーロッパの道路の片鱗を感じて来ました。
ワイディングロードはきついアップダウンがなくパワーの乏しい我がエランでも十分楽しめます。
さらに一級国道は20数キロ真直ぐといったアメリカンな所もあり、総じて道幅が広くアベレージも高め、でも町に入るとそれなりにスピードダウン、マナーもよく快適なドライブ楽しめました。
特にサミット厳戒態勢のおかげ?でスピード取締りは皆無、一度もお世話にならずに済みました、これも好印象の一つでしょうか。

Posted by: エスロクレーサー | July 08, 2008 at 11:46 AM

クネゴさんに全く同感です。
車文化の違い、大人と子供ですよ!
車には、味、テースト、フィーリング、等が必要です、日本車には、もっと(走る、停まる、曲がる)にお金をかけて欲しいです。快適装備以前に・・・・
それと、椅子の文化と、畳の文化、シートはまだまだですね!

それと、行き過ぎの規制、シートベルト、ヘルメット、他人に迷惑をかけないのであれば、いいのでは、
フランスは、飲酒の規制もまだのはずです。

Posted by: HERO KUMA | July 04, 2008 at 12:58 PM

私が思う日本人とヨーロッパ人の車文化の違いを書かせて頂きます。

第一に農耕民族の日本人と狩猟民族の動体視力のDNAの違いと思います。

第二に馬時代からの文化の長さによる運転マナーの違い。

第三はコントロールする楽しさを知っている。
運転する目的の違い(MT比率の違いで判断出来ますね)

第四はメーカーが求めている良い車への定義の違い。

縷々ありますがパリ郊外をルノー25で走ったカントリーロードの気持ち良さは最高でした。
追い越し車線の発想は拍手もんですね。
ドライバーのマナーも良かった。
ウインカーの使い方も驚きました。
走行車線を走っている時と追い越し車線の明確な違い。
追越をする為にこの車線は存在する。
よってその行為が終了すれば直ちに走行車線に戻る。
この当たり前のマナーが徹底している。
だから安全に高速で飛ばせます。
ガードレール民族とグリーンゾーン民族の安全性インフラ違いもあると思います。
要するに良く車の事を知っている民族が作る物は車も道路も良く出来ているって言う事かな。
車と道路等のインフラとドライバーのモラルは3点セットですよね。

日本では安全に速く走れませんね。

生沢氏はその辺のところ良く分かっているんですね。

だから僕は自転車です!

Posted by: クネゴ | July 04, 2008 at 04:20 AM

再びで失礼します。
今回の記事も楽しく拝読させて頂きました。
ヨーロッパの一般道制限速度のお話よく判ります。僕は何度も走ったワケではありませんが、日本の山道や海岸線などで、集落に入った場合は極端に速度を落とすようになりました。
カントリーロードの制限速度80km/hとか100km/hを走って感じるのは、このコーナーは、そんな速度では走ると危ないな~あと日本人ならば感じる場所かなーということです。皆さんの運転がホントに上手に感じると共に、それぞれが自分で判断して運転していると感心します。標識に従いながら、その場その場での、その瞬間的な決断と、その判断出来る安全速度が速いので、やっぱり運転が上手だということになるのでしょうか・・・。

Posted by: セイウチ | July 03, 2008 at 12:03 PM

おはようございます。
『男は黙ってスポーツカー』を拝読させて頂きましたが、ポルシェ製「スポーツコミューター」のお話素敵ですね。
末端の2気筒だけを使った1267ccの水冷水平対向2気筒=水冷フラットツイン(7段PDK128ps・140Nm)・・・このスペックだけお聞きして、直ぐにでもオーダーしたくなってしまった僕なのですが。
987に乗っていてシート後方のラゲッジスペースに不満を持つ身としては(休憩したい時にリクライニングしないという不満も強くあります)、是非RRになって欲しいと思っています。僕には今後911がRRを継続して行くのかは判りませんが、仮にRRでなくなってしまった時には、RRであったポルシェの回顧の意味も含めてRRの方が多少割高なクルマであっても興味を惹く人が少なからずいそうな気がしています。仮に将来も911がRRだとしても、空冷、水冷問わずの911オーナーには、RRであるだけで、購入する人も少なくないのではないかと生意気ながら思っています。価格は5年間位大きな変更なしとか明言すれば、400~500万になっても高くないのではないかと思っています。今のポルシェは時代背景がそうだとしても、あまりにも細めに進化して行くので、それに疲れて離れてしまった元オーナーも、「スポーツコミューター」という新たなジャンルで、再びポルシェに呼び戻せそうな気がしています。そして、それをきかっけにして、また911にも戻って来るという相乗効果も生まれそうな気がしています。かくいう僕も911を追いかけるのに少々疲れたと、こちらも生意気ながら感じています(90年代は4台の911を追いかけてしまいましたから)
長々と個人的な感想ばかりで失礼しました。

Posted by: セイウチ | July 03, 2008 at 11:44 AM

16年たった今でも、スコットランドのカントリーロードが忘れられません。
白樺林をぬって100km/hで一日中走り続ける快感。もちろん集落を抜けるときは別ですが。
インフラの充実よりも先に、あくまでも運転者の成熟度が大事なのだと思いました。

Posted by: Hide | July 02, 2008 at 12:41 PM

ヨーロッパのカントリーロード、いいですね!
以前、走ったイタリーを思い出します。
ところで、今度セブの郊外の写真を送ります。
信号も無く、車も少なく、快適なワインデイング、ロードがありますよ!
聞くところによるとVAN JAKET の時の友人、生沢徹君が、東京、ロンドン、南欧の、コートダジュール、に置くために、911Sのスペッシャル バージョンを3台発注したそうです。
ホワイトに赤の内装でテイプトロだそうです。
うらやましい!!!
やはり、彼も気持ちよく乗れるのは、911らしいです。

Posted by: HERO KUMA | July 02, 2008 at 11:27 AM

帰国後1年過ぎても、毎日一度はフラッシュバックする風景ですね。


日本のように、規制で雁字搦めではなく、大人を大人と認めている、紳士淑女として扱ってくれている気がしました。

日本のような、○走族もいませんし、いたずらに煽る車もめったにいません。
走行車線から追い抜くのは厳罰なので、こう言う輩もいません。
また、トラックも追い抜き車線を走れる区間が制限されているので、ほとんど走行車線にいます。

こういった仕組みは、日本でもさらに交通事故を減らすために、是非検討して欲しいです。

むこうでは車を運転するからには、大人になることが当たり前で、そうでないとかっこ悪く一人前とは扱ってくれないのでしょうね。
(イタリア、スペインは違いましたが)

現地で一番驚いたのが、信号の無い交差点で歩行者がいると、必ず一旦停止する事。
2番目が、ネズミ捕りのカメラが見難い事。
郊外から30km/h制限の街に入る時にはスピードカメラに要注意でした。

Posted by: In Taunus | July 02, 2008 at 12:21 AM

この時季のヨーロッパは昼が長いですしモータリングには絶好期ですね。
写真ではないですが、センターラインの引き方がドライバー本位ですよね、日本だと黄線べったりで追い越しもままなりませんがヨーロッパだとコーナーでもオープン方向は追い越し出来たりしてドライバー本位の規制がされていてストレスを感じません。
このごろは見かけませんが3車線道路など楽しみの極みだったですがね。

Posted by: Blueman | July 01, 2008 at 01:45 PM

道路事情を反映したクルマづくりになっているんですね。
先日高速走行中、108km/hで御用になりました(泣)。
ドイツを走りたいものです。

Posted by: らた | July 01, 2008 at 08:51 AM

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