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March 05, 2008

旧いブリティッシュ・スポーツを見て回った日。

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<すべての画像は画面をクリックするとサイズが拡大されます>

自動車誌『ENGINE』5月号はイギリス車特集とのことですが、そのなかの企画のひとつのために2月最終週某日、東京とその近郊の1960年代モノを中心とする旧いブリティッシュ・スポーツを扱うショップを見て回る、ワンデイトリップに出かけました。

これは最初に向かった埼玉県志木市の「ガレージイワサ」でのシーン。ここはもともとホンダ・スポーツのレストアを得意とするワークショップとして知られていましたが、やがてイギリス車にも手を染め始め、今ではロータス・エランのスペシャリストといえる店になっています。

オリジナル・ミニのトラベラーの上にリフトアップされたこの白いエランは、レストア作業がほぼ完了したシリーズ2で、純正ハードトップを被った姿もチャーミングな、最も僕の好みに近いブリティッシュ・スポーツの1台でした。

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ロータス・ツインカム1.6リッターを収めた、別のエランのエンジンルーム。

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ブリティッシュではありませんが、ハードトップを被ったグレーのボディが精悍なホンダS600レーシングにもソソられました。

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こちらは2軒目に立ち寄った埼玉県戸田市の「CGクラフト=シージークラフト」の、巨大なテントのなかに収まった正統ブリティッシュ・スポーツたち。前列は向かって左から、オースティン・ヒーリー・スプライト、MGB、ジャガーXK150、そしてトライアンフGT6。

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これも僕の好きなブリティッシュの1台、トライアンフTR4A。車名の最後に「A」のつくTR4は本来後輪独立懸架モデルですが、これはUSA仕様のためリジッドアクスルという変り種。

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CGクラフトの国籍を問わぬ在庫の豊かさにはまったくもって驚かされましたが、これは生粋のブリティッシュたるACエース。

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3件目は東京都世田谷区のジャガー専門店「ジャガリア」へ。いかにも都会的で瀟洒なショールームには、フルレストア成ったぴかぴかのジャガーEタイプのクーペとロードスターが鎮座しています。

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これは素晴らしいフィニッシュを施されたEタイプのコクピット。

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こちらはショールーム内側から、Eタイプ・クーペのヒップを眺めるの図。

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そして最後にお邪魔したのが東京都大田区にある「ガレージ日英」。このワンデイトリップに同行したイギリス人ジャーナリスト、ピーター・ナンさんに「イギリスにはこんなイギリスっぽい佇まいのショップなんてまずないよ」、といわしめた店の外観。

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ここのストックで僕が最も気になったのがこのオースティン・ヒーリー3000マークⅠ。白いロードスターボディがいいんですな。

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ヒーリー3000は、まさにブリティッシュなコクピットも魅力的。

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大の男6人で巡った今回のワンデイトリップをたった1台で、しかも快適にこなしてくれたブリティッシュSUV、ランドローバー・ディスカバリー3。3列目シートが実に使えたのであります。

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Comments

ENGINEの記事読みました。ガレージイワサには、最近、オランダのS800クラブのメンバーからエンジンをオーバーホールするのにバルブガイドが欲しいという事で岩佐さんに電話して宅急便の着払いで取り寄せて、私の所からオランダに送りました。
S600の写真ですが、コッテンハイムのミハエル・オルトマンの所で事故後13年間も眠っていたS600レーシングのレストアが完成しました。新しいオーナーの手でニュルブルの旧コースを走らせてから、夏には日本に里帰りしてくる事になりました。

Posted by: 燃費男 | April 24, 2008 11:08 PM

バイクもそうですが、50年代の英国車デザインは英国流造形の頂点を極めた時期であり、そこからまた下降線をたどっていったとしか思えません。なんでこんなに古いクルマ(とバイク)が今も私たちをとりこにするのでしょう… 

Posted by: mangee | April 10, 2008 11:48 PM

エスロクレーシング、いいですね。たたずまいの雰囲気、そしてハードトップの丸みが60年代を感じさせてくれます。

Posted by: SM? | March 06, 2008 09:04 PM

テントの写真、米国コネチカット州の小さな町にあった「魔窟」を思い出します。
13年前に不用心に足を踏み込んだ挙句、日本への帰国荷物の中にElanを1台忍び込ませてしまった火傷の痕がうずきます。

Posted by: katsu | March 06, 2008 11:27 AM

イギリス車からは、自動車発展の歴史を感じ取ることが出来ますよね。僕も以前、生まれ年の59年式のカニ目が欲しくなり探したことがありましたが、縁がなかったですね。
今は、空冷ポルシェにドップリつかっていますが、最近GT3の前記物を買ってしまいました!大阪にお越しの際は、ご連絡くださいね(笑)。

Posted by: docjuri | March 05, 2008 07:11 PM

私も最近サルーンですが、ちょっと古い英国車を手に入れました。前後のサスペンションにグリスアップポイントがあったり、フロントハブのオイルシールが皮革であったり、年式からは想像できない古くさい設計をしている部分があります。また、ハンドブックには、英国から欧州大陸へグランドツーリングに出かける際の注意書きがあったりして、まさに古き良き大英帝国を感じさせる点にぞっこんです。

Posted by: Lion de Belfort | March 05, 2008 06:19 PM

こうしてみるとエランのなんと薄味なこと。
周りの濃~いクルマに混じって楚々とした風情が健気です。でも「走るとすごいんです」けどね。

Posted by: エスロクレーサー | March 05, 2008 05:17 PM

乗り逃げするならば、ヒーリー3000ですね。この頃、丸いオシリが下がっている、という英国車が気になります。

Posted by: Hide | March 05, 2008 01:11 PM

Eタイプのおしり、たまりません

Posted by: らた | March 05, 2008 01:14 AM

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