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March 28, 2007

今月2度目の欧州股旅者であります。

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27日昼にJALで成田を発ちまして、3月に入って2度目のヨーロッパ出張に。とりあえず着いたのはロンドン、ヒースロー空港。そこからマイクロバスで走るあいだに撮ったのがこの空港近くのモーターウェイのショットですね。このあたりはまだ空いていましたが、やがて渋滞に入りました。

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ロンドン郊外のモーターウェイを走っていると、こんなクルマが。「Fire & Rescue」ということは、火災救助隊、みたいなものなのだと思いますが、そのオフィシャルカーがグリーンのランドローバー・ディフェンダーというところが、いかにもイギリスらしくて痺れます。

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空港から小1時間走って着いたのが、Four Seasons Hampshire なるロンドン郊外のホテル。その部屋の窓から見る長閑な夕景がこれです。ただし今回の目的地はイギリスではなく、翌日チャーター便に乗って別の国に飛んでいくのですが、その話はまた後日・・・。

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March 27, 2007

超久しぶりのシトロエンGSに大感激。

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今から1週間ほど前のこと、こんなクルマに乗りました。1972年シトロエンGS1220クラブ。2CV系とDS系のあいだにあった広大なギャップを埋めるべく、シトロエンが1970年に発表したすこぶる意欲的な小型車で、BX、エグザンティア、C5と続く系列の祖先に当たるクルマです。

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これはそのメーター。中央の黄色いのが、ボビンが回転するデジタル数字のスピードメーター、その右がアナログのタコメーター。これを見ただけでも、当時のシトロエンがいかに個性的なクルマを造っていたか分かりますね。

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ボディは極めて空力的なファストバックの4ドアで、サイズは全長4.2m強、全幅1.6m強、全高1.35mというもの。初期型はそれを1015ccの空冷水平対向4気筒で走らせたのでした。このクルマは1年後に追加された1220モデルで、1222ccの60ps、900kgという軽量かつ空力的なボディを150km/hに導いたのであります。それにしてもこのプロフィール、今見ても猛烈カッコイイ!

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しかもこのGS、実走行34,000km強という驚くほど程度のいいクルマで、この赤いシートもオリジナル。サスペンションはハイドロニューマチックなので、乗り心地もすこぶるフラットで快適そのものでした。

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概観を見ても分かるとおり、このGS1220、35年前のクルマとは思えぬほどコンディションがよく、渋滞の首都高や都内で乗ってもまるで不安なく、4段MTを駆使して爽快なドライビングが愉しめたのでした。

僕はこのシトロエンGS、1970年代前半の小型車のなかの最高傑作といえるんじゃないかと思っているんですが、もっと詳しく知りたい方は4月初旬発売の自動車誌『Tipo』5月号をチェックしてください。

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March 17, 2007

新型メルセデスCクラスにスペインで初試乗。

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ジュネーヴショーのプレスデイが終わった翌日の3月8日、僕らはチャーター便でジュネーヴからスペインのヴァレンシアに飛び、新型メルセデス・ベンツCクラスの国際プレス試乗会に参加しました。そこで最初に乗ったのがこのクルマ、AMGスポーツパッケージを装着した白いC350アバンギャルドでしたが、正直なところ、その乗り心地とハンドリングの心地好さは僕の想像を超えていました。

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ヴァレンシアから南に100kmほど走ったコスタ・ブランカ=白い海岸の山側に建つホテル、The Westin Real de Faula の朝。

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今度のCクラスには2種類のフロントグリルが用意されていますが、これは従来からの雰囲気を受け継ぐエレガンス系の顔。

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C350アバンギャルドのメーターパネル。現行Eクラスのメーターにもつうじる、腕時計の文字盤を連想させるデザインが特徴。

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さほど特徴的ではないが、快適で使い勝手のいい空間に仕立てられたインテリア。アルミのトリムはアバンギャルドのもの。

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このボディにはダークな色が似合う。ソリッドな黒のアバンギャルドAMGスポーツパッケージ装着車。車高は標準より15㎜低い。

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AMGでない標準のアバンギャルド。グリルからスリー・ポインテッド・スターを外すと、ブランド不明になりそうなデザインではあります。

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ホテルの庭から山側を望むの図。背の高い樹木の立っていない岩山がそびえる乾いた景色は、典型的地中海沿岸地方のもの。

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コスタ・ブランカ周辺のワインディングロードを走る新Cクラスのリアビューには、現行Eクラスとの共通性が見られる。Cクラスの詳しいロードインプレッションに興味のある方は、『NAVI』5月号、『uomo』6月号などの誌面、および後日アップされる予定のクルマサイト『carview』などをチェックしてみてください。

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March 10, 2007

吉田 匠的2007ジュネーヴショー見聞録。

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3月6日と7日の2日間、ジュネーヴショーを見聞してきたのでそれについてアップします。けれども今もヨーロッパにいるため時間の制約があり、取り敢えずキャプションの大半は車名だけでお許しを。なお、もうひとつのブログ『SSCC』にも別写真でショーをアップしています。

これは今回のジュネーヴの最重要モデルといえる新型メルセデス・ベンツCクラス。

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同じくCクラスのサイドビュー。

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早くも出現したCクラスDTMバージョン。

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「GRANTURISMO=グラントゥーリズモ」の名でデビューした新型マセラティ・クーペ。4.2リッターV8+6段ATによる後輪駆動。

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そのサイド&リアビュー。デザインは先代のジウジアーロからピニンファリーナに。

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V8エンジン搭載で登場予定のニューBMW・M3。だが排気量は未発表。

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「ABARTH」の名が復活。グランデプント・アバルトS2000の車名を与えられたラリー用コンペティションモデル。

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ロータス・エキシージの公道用最硬派モデル、エキシージGT3。

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モーガン・エアロマックス。その奥はレース用のエアロエイトGT。

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ジュネーヴでデビューしたMAZDA2=ニューデミオ。

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プリウスよりやや大きいサイズのコンセプトモデル、トヨタ・ハイブリッドX。

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インサイトの後継モデルとも解釈できるホンダ・スモール・ハイブリッド・スポーツ・コンセプト。

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日本への導入計画がないのが惜しいほどスタイリッシュなシトロエンC4ピカソの5人乗り仕様、C4ピカソ5。

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March 06, 2007

ヨーロッパの真ん中へ。

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実はまた旅に出ています。3月5日朝、成田発フランクフルトへ。上の写真はそのフランクフルトで乗り換えた飛行機で、フライト名はルフトハンザですが、機体はCIRRUS AirlinesのERJ 145というスマートかつコンパクトなものでした。

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これがその飛行中のキャビン。左1脚、右2脚の横3脚シート配置と機内もコンパクトですが、ヨーロッパの短距離便やチャーター便では、しばしばこのくらいの大きさの機体に遭遇します。

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この飛行機はフランクフルトを飛び立って一気に南下、数十分のフライトでアルプスの山々が見え始め、やがて山に囲まれた湖の上空に到達しました。

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そう、西ヨーロッパのほぼ真ん中に位置するスイスのレ・マン湖ですね。で、右奥に小さく見える噴水の周辺がジュネーヴの中心地。それにしても3月初めのスイスとしては猛烈に雪が少ないですね、もちろん暖冬の影響ですが。

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さすが時計の街ジュネーヴだけに、空港のあちこちにこういった時計ブランドのアドバタイジングが大きくディスプレイされています。

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現地時間の夕方に到着したグランド・ホテル・ケンピンスキー・ジュネーヴの部屋。そういえば少し前に、リモワのスーツケースにシールをべたべた貼るのはカッコ悪いというご指摘をどなたかから戴きましたが、僕が自分で貼ったのは他人のモノと識別するために各面の中央に1枚ずつの合計2枚の小さなステッカーだけ、残りはすべて空港で貼られたものなので誤解のないよう! 旅から帰るたびにそれらを剥がして綺麗にするというのは僕には思い浮かばない発想ですが、それって却ってビンボー臭くないですか?

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この時期ジュネーヴに来たのは、そう、毎年恒例のジュネーヴショーの取材のためでした。その前夜、同行した業界のお仲間たちと夕食に出かけたのが、このローカルな雰囲気のチーズフォンデュー・レストランでした。


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March 04, 2007

ロータス・ヨーロッパSを走らせた。

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エリーゼに続くロータスのセカンドラインとして去年発表されたヨーロッパSがいよいよ日本に上陸、自動車誌『Tipo』4月号の仕事で早速その1台を走らせたのは、箱根がほぼ終日雨に見舞われた2月下旬某日のことでした。

このヨーロッパS、スタイリングはエリーゼとは別物ですが、シャシーの基本はエリーゼと同じくアルミ押し出し材によるメインフレーム構造を採用、より正確にはエリーゼのオペル版というべきオペル・スピードスターと同じく、エリーゼよりホイールベースが30㎜長いディメンションを持っています。ちなみに全長はエリーゼより115㎜長い3900㎜。

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ミドシップに横置きされるエンジンはオペル・スピードスターと同じGMヨーロッパ製、つまりオペルの2リッターDOHC16バルブ4気筒ターボで、200psを発生、6段MTと組み合わせられて、995kgといわれる車重を241km/hの最高速に導きます。

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コクピットもベーシックなサイズとデザインはエリーゼをほぼ踏襲していますが、サイドシルが若干低くなり、エリーゼと違ってアルミの地肌剥き出しの部分がほとんどなくなるなど、グランドトゥアラーらしく装われています。

サイドシルとセンターコンソールの横に小物を収められるポケットが備わっているのも、そういった配慮のひとつだといえますね。写真にあるようにミネラルウォーターのボトルもあちこちに収納可能。

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もうひとつエリーゼと大きく異なるのは、エンジンルームの後方にちゃんとしたトランクルームが備わり、しかもそこにテールゲートから容易にアクセスできることでしょう。この日は雨でしたが、トランクに収めたものはこのとおり、濡れていなかったのでご安心を。

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タイヤは前後異径のエリーゼとは違って前後とも17インチ。ドライビングしてエリーゼと最も印象が異なるのは、トルキーで静かなターボエンジンと、角の取れたスムーズな乗り心地。つまりヨーロッパS はロータスの意図したとおり、ロータスらしい敏捷さを基本的に維持したまま、長距離もこなせるトゥアラーのキャラを備えたといえます。

最大の難点は664万6500円というプライスではないかと思います。

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