ロンドンからエッサウィラへ。
今回の旅の2日目は、ロンドン郊外の小規模だがモダンなターミナルを持つファーンボロウ空港からチャーター機で南に飛ぶこと4時間弱、イベリア半島を飛び越えて北アフリカ、モロッコのここエッサウィラ空港に着いたのでした。
エッサウィラはモロッコ西海岸のほぼ中央にある世界遺産の街で、4週間ぶりという激しい雨に見舞われていましたが、空港から早くも試乗車のステアリングを握って、130kmほど走る初日のテストドライブに出発したのです。
途中、いくつかの街や集落を通過しましたが、これはそのなかでも規模の大きい街の景観。白く塗られた商店や家が通りに面して並び、その前に停まっているオペルらしきワゴンはこの地方特有のブルーに塗られたタクシー。
やや内陸部分に入ると、地中海や大西洋をあいだに挟んで対置しているスペインやポルトガルにも似た、このように荒涼としたドライな景観が展開されます。そうそう、モロッコではけっこうMITSUBISHI=三菱が強いようですね。
山の天気も荒れていましたが、海も荒れていました。どことなく穏やかな雰囲気を見せる地中海の海岸線と違って、さすが大西洋は波の強さや高さも、それによって侵食された岩の景観も、全体にぐっとダイナミックであります。
大西洋岸のやや内陸よりを走る、どこまでも真っ直ぐなこの道を南西に向けてひたすら走っていくと、やがてこれまで見たどの街や集落とも比べられないくらい規模の大きく思える都会、エッサウィラに到着するのでありました。
城壁に囲まれたメディナと呼ばれる旧市街の入口近くに建つエッサウィラで一番のホテル、HEURE BLEUE PALAIS=アール・ブルー・パレの中央にあるパティオを、僕の部屋のある4階のフロアの廊下からから望むの図。
これはパティオに面した回廊とフロントのロビーを隔てるガラス張りの部分。このように、なかに一歩踏み入れると外からは想像もつかないアナザーワールドが広がっているところが、この手のホテルの素晴らしいところであります。
これは僕の居室のリビングルームに相当するコーナー。部屋は驚くほど広くはありませんが、諸々の配置と家具や扉類のデザインや色使い、それらが醸し出す全体の雰囲気など、すべてが一流のセンスで統一されていました。
ところで、モロッコまで馳せ参じてテストドライブしたクルマについては、次回のリポートで触れることにしましょう。とはいえ今回のリポートの写真のなかにもヒントはありますので、車名が思い浮かんだ方は是非コメントしてください。












































