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May 21, 2006

JHCT2日目、至福の山岳ワインディング。

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JHCT=ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2日目の朝、甲府湯村温泉郷、常盤ホテルの5階から望むヒストリックカー後期型とスーパーカーカテゴリーのクルマたちのスタート前の姿。

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甲府を出て中央道に入り、小淵沢で下りて八ヶ岳の麓を走行、原村のあたりから白樺湖に抜けた後、佐久、上田方面を目指します。

前を走る1960年メルセデス・ベンツ190SLは全幅1740mmと、当時のクルマとしては異例に幅の広いボディが印象的でした。

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長野県、海野宿では、フェラーリ275GTBとともに、熱烈歓迎の人垣のなかをゆっくりとパレード。

80年代半ばにイタリアの復刻版ミッレミリアを追いかけたとき、沿道の観衆の熱心な歓迎ぶりに感動したものですが、今では日本の観衆もイタリアに負けていません。

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海野宿を過ぎてしばらく走ると、コースはいよいよ気持ちいいワインディングセクションに入っていきます。

前をいくのはオリジナルデザインのファストバックハードトップを装着したホンダS800、さらにその前にはオースチンのビッグヒーリーが。

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気持ちよさそうにオープンで前をいくのは、前後バンパーを外した真紅のピニンファリーナボディが眩しい1961年アルファ・ロメオ ジュリエッタ・スパイダー。

ドライバーとパセンジャーがお揃いの服とキャップで決めているのもお見事であります。

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こちらは1964年ポルシェ356カレラ2000GSカブリオレ。

ソフトトップを被ったままストイックに決めてワインディングを攻める姿が、4カムエンジンの硬派な356らしくて伊達でした。

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紅葉台なる場所で撮影のためにひと休みするわが1965年911も、コンペティションナンバーが付くとぐっと精悍さを増したように見えますね。

三角窓と同じくリアクオーターウィンドーがこのように開くのは、エアコンのない時代のクルマには非常にあり難い装備。

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この日のハイライトといっていい292号線、志賀草津道路を駆け上がる911のコクピットにて、気分はすっかり60年代のヨーロッパ、アルパインラリーのドライバーであります。

今回はもともとヤル気モードだったので、ステアリングを大径ウッドリムのナルディからアバルトのレザーリムに替えての参戦でした。

このカットはさすがに自分では撮れないので、ナビを務めてくれた『Tipo』編集部上田君の撮影。

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志賀草津道路の頂上付近はこのように分厚い根雪に覆われていました。

トップを下ろして前を走る小さなオープンスポーツカーは、JHCTとは直接関係ないカプチーノであります。

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志賀高原中腹のパーキングに設けられたチェックポイントでしばしの休憩。

志賀草津道路では、この1967年R8ゴルディーニ1300とラリーバージョン同士のバトルを愉しくエンジョイしたのであります。

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後ろに建つホテルの名前がフランス語かイタリア語かドイツ語であれば、ヨーロッパアルプスの一角といっても通用しそうな景観のパーキングに、チャーミングな1966年ASA1000GTと並ぶの図。

ASA1000GTは、フェラーリとベルトーネによって生み出された小型イタリアンGTで、1032ccのSOHC4気筒エンジンで後輪を駆動、最高速は185km/hといわれていました。

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そのASA1000GTが、フェラーリ275GTBのテールを追って、アウトストラーダならぬ上信越道を南へ下ります。

2日目のゴールはもう間近・・・。

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2日目の終着地、長野市郊外の信州松代ロイヤルホテルのパーキングに辿り着いた1965年911のナローな後ろ姿。

JHCTは翌3日目まで続きましたが、僕らはここでフィニッシュとし、一路夜の東京を目指したのでした。

あまりに絶好調かつファン・トゥ・ドライブな走りを味わわせてくれた1965年911に、惚れ直した2日間でした。

2日間のイベント走行距離533km、東京まで帰ったらトータルは650kmに達しましたが、不思議と疲れを感じませんでしたね。

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Comments

ドカポルさん、お久しぶりです。
そう、この手のヒストリックカーイベントはたいてい参加できるのが1973年のクルマまでだったりするので、それ以降のクルマは出られませんが、このJHCTにはスーパーカーカテゴリーというのがあって、最新のF430も出ています。
実際、ドカポルさんがお持ちの993カレラRSも1台出走していましたから、もしよかったら来年の参加、考えてみたらどうでしょう・・・。

Posted by: 吉田 匠 | May 28, 2006 at 08:06 PM

志賀草津道路のタイトなコーナーを走る姿は、正に当時山岳ラリーを走る911であったと想像できます。
元気に走れるちょい古めのスポーツカーってこういうイベントに参加できるので羨ましい限りです。

Posted by: ドカポル | May 27, 2006 at 09:45 PM

ポルゴレさん、残念ながら今から40年後のクルマの世界は正確には想像できませんね。
たぶん僕がいなくなっているのは間違いないけれど、いいオーナーに受け継がれていけば、65年911が存続している可能性は充分にあるはずです。
う~ん、そう考えるとクルマは凄い。

Posted by: 吉田 匠 | May 26, 2006 at 06:25 PM

吉田師匠はじめまして、いつもこちらの更新を楽しみに拝見させていただいております。
師匠の65年式が私目と同い年ということもあり、良きオーナーの下、元気に走る911には愛しさを感じながら、997が40年経った頃、自動車事情はどうなってるんだろう・・・等と取り留めないことを考えてしまいます。

Posted by: ポルゴレ | May 26, 2006 at 01:05 AM

けろりん2さん、鋭いところを見てますね。
そう、けっこう回ってますね、5600rpmくらいでしょうか。
なにせエンジンは絶好調なもんですから。

それとちゃんと開く三角窓、ほんとうに役に立ちます。
じゃあ『Tipo』を愉しみにしていてください。

Posted by: 吉田 匠 | May 25, 2006 at 09:06 PM

三角窓って、風が入ってすずしいんですよね~。
ところでタコメーターの回転が上がっているようにみえます。
回してるところだったんでしょうか?Tipo誌に記事が出るのをまってま~す!

Posted by: けろりん2 | May 25, 2006 at 08:21 PM

Komさん、見にいくのを忘れたとは残念ですね。
来年も出場すると決まったら事前に告知しますから、ぜひ応援に来てください。

Posted by: 吉田 匠 | May 25, 2006 at 07:58 PM

 ウチのすぐ近所がコースだったんですが、見に行くのを忘れていました....残念!!

 志賀草津道路(R292)は景色も良く、適度なワインディングが楽しめるのですが、片側一車線で路肩も狭いので、観光シーズンはバスなどに注意して走らないとなりませんね。

 蓮池から奥志賀に向かい、林道(舗装路)を抜けると野沢温泉や栄村に行くこともできます。こちらの道も景色がよくドライブにオススメですよ。

 来年も出場されるようでしたら、お土産持って沿道で応援します!!

 Kom@山ノ内町

 

Posted by: Kom | May 25, 2006 at 07:51 PM

車関連の国内のイベント、海外に負けてませんねぇ~
志賀草津道路、走ってみたいと思いました。。。

Posted by: iwao | May 25, 2006 at 07:28 AM

あ~るさん、早速のコメントありがとうございます。
そう、あのJHCTを一緒に走った人に見て欲しいなと思っていたんですが、実際にそうなったとは幸いです。
ジュリエッタ・スパイダー、僕の好きなクルマの1台なので、イベントの最中もいつも気になっていましたよ。

Posted by: 吉田 匠 | May 25, 2006 at 12:48 AM

写真を掲載していただき、ありがとうございます
私、ジュリエッタスパイダーのパセンジャーです。
新緑の林を走り、白樺林を抜け、眼前に雪の壁がせまる頂上
付近と、まさに至福のワインディングでした。
この写真のあとにジュリエッタをパスしていかれましたが、
抜きざまのフラット6の快音、軽快にコーナーを駆け抜けてい
く後姿にうっとりしてしまいました。眼福・耳福(?)ですね

前夜のパーティーではお話をしていただいたうえに、記念写真
まで撮らせてくださりありがとうございました。

Posted by: あ~る | May 24, 2006 at 11:17 PM

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