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April 24, 2006

アルファ三昧の日。

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この日24日は月刊誌『ENGINE』の取材で、様々なアルファ・ロメオの現行モデルを箱根で走らせました。

もちろんその中心となったのはこのスタイリッシュなブレラですが、他にも周囲にいる色々なモデルに乗ったわけです。

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そのなかのひとつがこのGTVの3.2リッターV6モデルでしたが、久しぶりに乗ったGTVは少々古臭いけれど意外なほど気持ちよく走るクルマでした。

それと、左後ろにフロントが欠けたサイドビューが見えるシルバーのクーペがGTの2.0JTSですが、このクルマもまた、かなり見直しました。

ボディはブレラほどはガッチリしていないんですが、走りは意外なほど軽快で、ステアリングとスロットルの連携プレーで実によく向きが変わるのが印象的でした。

スタイリングにブレラほどの華がないのが少々残念なところですが、ファン・トゥ・ドライブという点では、この日乗った7台のアルファのなかの白眉だったかもしれません。

それにリアシートやラゲッジスペースがブレラより広いのも、GTの好ましいポイントのひとつですね。

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この赤いのは159の2.2JTSですが、これもブレラに劣らず剛性たっぷりの現代的なドライビング感覚を持ったセダンで、なかなか魅力的な実用車だといえます。

セダンとしての弱点は現在のところ6段MTのみで、2ペダル仕様が一切ないことでしょうね。

だから逆にいえば、MTのセダンに乗りたいという人には絶好のチョイスになり得ると思います。

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そしてこれが2台のブレラのリアビュー、左が2.2JTS、右が3.2JTS Q4ですが、グレードを示すバッジも付いていないので、車種の違いはホイールで判断するしかありません。

この写真からも分かるように、ブレラはCピラーが猛烈に太いため、斜め後方の視界にやや難ありですね。

機能主義的なデザインが得意なジウジアーロの作品としては珍しいことだといえるんじゃないでしょうか。

個人的にはブレラ、軽くロールしながらコーナーを抜けてくるフロントスタイルがアルファッぽくて好きですね。

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April 23, 2006

男ミハエル、37歳。

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観ましたか、サンマリノGP。

いや~手に汗握りましたね、ミハエル・シューマッハとフェルナンド・アロンソの攻防。

僕は去年、皇帝に挑むスペインの若者に声援を送っていました。

でも今年は、若きチャンピオンの連勝を阻止した返り咲きの皇帝を思わず応援していました。

別に彼のファンというわけではないんですが、37歳という年であれだけ長いあいだ集中力を保ち続けたミハエルには感動しました。

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僕もその昔レースやってたから分かるんですが、自分よりラップタイムの速い相手を押さえ込み続けるというのは、相当しんどい仕事なんですね。

でもそれをやってのけたミハエル、ドイツ人だからというのもあの頑張りの要素のひとつではないかと、ふと思いました。

間違った場所にエンジンを積んだスポーツカーと揶揄された911を、今日の素晴らしい状態まで育て続けたポルシェの人々の執拗さとあいつうじるものを、僕はサンマリノのミハエルに感じたのです。

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April 13, 2006

930か、964か?

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先週の木曜日、13日のことですが、またまた箱根でポルシェ911に乗りました。

もちろん仕事で試乗したんですが、車種は通称 “ビッグバンパー” と呼ばれるタイプ930と、その後継モデルたるタイプ964。

いうまでもなく、手前のユニークなブルーに塗られたクルマが964カレラ2、後方のシルバーが930ターボですね。

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でもまあ、ターボはあくまで友情出演という感じで、今回の記事のメインテーマは930カレラか964カレラ2か、というところにありました。

ちなみにこの2台、930カレラは89年型、964カレラ2は92年型と、いずれもそれぞれのタイプの最終モデルです。

それにしてもこの964の微妙なブルー、けっこう僕好みの色なんですね・・・。

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実は僕は空冷の中~後期の911だったら色々な意味で964が好きなんですが、今回は930を見直すことになりました。

930の最終モデルたる89年型カレラ3.2のこの個体が実に素晴らしく、930の魅力を再認識してしまったというわけです。

そのあたりについてもっと詳しく知りたい方は、『UCG』6月号をチェックしてください。

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April 09, 2006

日曜の朝、青山で。

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本日の朝7時、1965年ポルシェ911に乗って外苑絵画館前の並木道に馳せ参じると、そこには同業の生方 聡君のタイプ987ボクスターSが待っていました。

その生方君が編集する某カード会社会員誌『DQCC』の次号のために、ウチの65年911に撮影のお呼びが掛かったのでした。

僕らの撮影とは関係ないんですが、ボクスターの後ろに赤いケイターハム・スーパーセヴンも停まっていたりして、日曜日早朝の東京の都心はスポーツカーの花盛りです。

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これがウチの65年911のリアビューですが、いわゆるナローのなかでもこの初期型はフェンダーのフレアが最小限しかなくて、極めてスリムなんですね。

初期型911のボディサイズは全長4163×全幅1610×全高1320mmというもので、その幅は「トヨタ最小プチトヨタ」のキャッチフレーズを持つトヨタ・パッソよりさらに55mmも狭いのであります。

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これは生方君のボクスターSのリア越しに65年911を望むの図ですが、ナローと比べるとボクスターのデカいこと!

やや紫がかったダークブルーにネイビーのソフトトップというのはなかなか洒落たカラーリングですが、オーナー曰く、汚れが目立つのが難点とのこと。

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撮影終了後、旧知の小林 稔カメラマンと3人で近くのファミレスに入って朝食とあいなり、それを終えてパーキングに戻ったら、なななんと、ウチの911の横に素敵なグリーンのアストン・マーティンDB7が。

アストンがさり気なくパークしているとは、う~ん、さすが青山のファミレス!

実はアストンDB7、操縦したのはたった一度なんですが、その一度のドライビングでかなり気に入ってしまい、いきなり僕の “できれば欲しいクルマ” リストにランクインしてしまった1台なのであります。

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DB7にはヴァンキッシュ以降のアストンにはないクラシックな佇まいが濃厚にあって、その結果としてあまりアグレッシヴではない、適度に枯れた雰囲気を持っているところが好ましいなと、僕は思っているんですね。

ま、枯れているといえば、ウチの65年も相当に枯れてますが・・・。

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April 07, 2006

プジョー407というクルマ。

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今から3週間ほど前のことですが、プジョー407SW=ステーションワゴンのV6モデル、Executive 3.0に乗りました。

箱根で試乗とかいうのではなく、ちょっと所用に使ってみたのです。

数ヶ月前に小田原箱根方面の試乗会で乗って、407だったらV6モデルに限るな、と思ったんですが、今回あらためて3.0に乗ってみて、あの判断は間違っていなかったと思いました。

3リッターV6エンジンと6段ATの組み合わせが余裕あるパフォーマンスと滑らかな走りを発揮してくれるところも好ましいんですが、それにも増してこのクルマ、サスペンションがいいのです。

どのようにいいのかというと、スプリングがソフトで、ストロークが長く、ロードノイズが低いという、かつてのフランス車のイメージそのものの乗り味を、このV6モデルの脚は備えているのでありますね。

フランス車といえども、ドイツ車とあまり変わらぬ締まった乗り味の脚を持つクルマが大半の今日、80年代頃までの中型フレンチサルーンを彷彿とさせるこのクルマのソフトな乗り心地は、実に新鮮に感じられたのでした。

近頃の姿勢変化の少ないフランス車と比べると、そのフワンフワンとした上下動は、むしろちょっとオーバーに思えたほどですが・・・。

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というわけで、今どき珍しいほど個性的な乗り味を持った407のV6モデルを憎からず思ったのはたしかですが、しかしだからといって僕がこのクルマを自分のものにすることはないと思います。

実は最近のプジョーのスタイリングは僕の好みから逸脱しているものが多く、なかでも特にフロントの大口と切れ長のヘッドライトが目につく407のそれは、けっこう苦手なもののひとつだからです。

とはいえ、かつての典型的フランス車風の乗り心地に憧れていて、しかもこのスタイリングに違和感を感じていない、あるいはむしろ積極的に好みであるという人なら、407のV6モデルはぜひ一度試してみる価値のあるクルマだといえます。

ちなみにこのプジョー407SW Executive 3.0のプライスは、450万円ちょうどであります。

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April 04, 2006

今度は箱根で、カレラとカレラ4。

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4月4日、997型911のカレラとカレラ4の2台、いずれも6段MT仕様を連ねて東京から箱根へ往復しました。

赤が後輪駆動のカレラ、白が4WDのカレラ4で、後者はまだ走行1万kmに満たないほぼ新車といえるクルマですが、前者は広報車に下ろされてからすでに1年半ほど経ったクルマで、走行距離も3万5000kmに近くまで延びています。

とはいえ、ポルシェジャパンはカレラの広報車を新調するのをケチっているわけではなく、顧客への納車を優先するとなかなか広報車までタマが回ってこない、という状況なのだそうです。

いずれにせよ、数日前に乗ったGT3の感触が体に残っていて、最初は特に2台ともかなりマイルドで乗用車っぽいクルマに感じられたものでした・・・。

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これはカレラ4ですが、このプロフィール、1997年に996がデビューしたときは空冷モデルと比べてなにやら間延びしているなと思ったものですが、今あらためて見てみるとなかなかバランスが採れていて、悪くないですね。

特に997になってリアフェンダーに明確なボリュームが与えられたことで、クルマ全体に抑揚が出た感じがして、プロフィールの魅力が増したように思います。

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しかもそれに加えて、997カレラ4のリアフェンダーは997カレラと比べて片側22mmずつ、両側で44mmも広がっているので、白いカレラ4の方がヒップのボリュームが一段と豊かなんですね。

じゃあ、カレラとカレラ4、どっちがいいのかというのは実に難しい問題で、もしも自分が買うとなったら大いに迷うことになるであろうポイントですが、そのあたりに興味のある方は、後日アップされるクルマサイト『carview』のリポートを参照してみてください。

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