シトロエンC6でド・ゴール→ランス→パリ。
ハイアット・リージェンシーで目覚めてみると、外は雨。雨のなかでの試乗というのは気が滅入るものですが、今日のクルマはそんななかでも雨の影響の少なそうなモデルではあります。そう、フランス車フリークならずとも注目のシトロエンの新しい最上級モデルたるC6。今回、リモワを手にパリまで飛んできた目的は、僕のもうひとつのブログ『SSCC』でもリポートしているように、シトロエンC6のプレス試乗会に参加するためなのでした。
シトロエンC6はまず、いかにもシトロエンらしい前衛的なスタイリングを持った、全長4908×全幅1860×全高1464mm、ホイールベース2900mmという堂々たるサイズの4ドアボディで僕らを魅了します。機構的には、3リッターのガソリンV6もしくは2.7リッターのターボディーゼルV6をそのフロントに搭載し、6段ATを介して前輪を駆動するクルマで、金属スプリングと油圧ダンパーの代わりにガスとオイルを使ったシトロエン独自の脚、ハイドロニューマチックの電子制御版といえるアクティブ・サスペンションを備えているのがメカニズム上の大きな特徴であります。
ガソリン仕様もターボディーゼルも、いずれも車重1800kg台というへヴィ級のために発進加速はさほど鋭く感じられませんが、一旦スピードに乗ってしまうと滑るようにスピードを上げていきます。その走りは、大型のシトロエンに期待するとおりのゆったりした乗り心地と、決してボディサイズを持て余していない締まった身のこなしを両立させたもので、ドイツ車はおろか同じフランスのクルマと比べてもどれとも似ていない走行感覚を持っているところが、C6の最大の魅力ではないでしょうか。
というわけで、シャルル・ド・ゴール空港近くのホテルを出て雨のオートルートを東に向かい、シャンパーニュ地方の古都Reims=ランスで昼食。午後はほとんど雨が止んだなか、別ルートを辿って西を目指し、夕方には並木のイルミネーションが眩しいパリ中心部に建つ高名な超デラックスホテル、プラザ・アテネに着いて、C6のテストドライブは無事に終了したのでした。
シトロエンC6の詳しいロードインプレッションに興味のある方は、12月後半以降に発売される『ENGINE』や『LE VOLANT』や『CG』といったいくつかの自動車専門誌や、クルマのウェブサイトなどをチェックしてみてください。
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Comments
Hideさんお察しのとおり、C6はスタイリングだけでなく、乗ってみてもCXの再来感が濃厚なクルマであります。
田舎で見てもカッコイイですが、特にいいのはやっぱりパリの街中ですね、このクルマ。
僕の場合、テールレンズの出っ張りは特に気にならないので・・・。
Posted by: 吉田 匠 | December 10, 2005 at 11:35 AM
ハイドロニューマティックは久しく乗っていませんが(なにしろXantiaを運転したことがないのですから)、前BX乗りとしては、あの独特の感覚が懐かしく思い出されます。
C6は当然CXと重ねて見られるのでしょうが、そのあたりのシトロエン度はいかがなのでしょう?CXという車はそれがとても高かったように記憶しています。
C6、斜め前から見たときのテールレンズの飛び出し具合が、いまひとつ気に入りません。C4オーナーとしては、ちょっと気取ったお姉さんがお披露目されることが嬉しいとは思いますが。
Posted by: Hide | December 09, 2005 at 08:29 AM
某もりかわさん、もしもランスでディナーなんていう試乗会があるとしたら、次世代フリーランダーあたりでしょうか・・・。
Posted by: 吉田 匠 | December 08, 2005 at 09:16 PM
う~ん、ランスでランチでは残念ながらシャンパーニュというわけにはいかなかったのですね・・・
ランスはシャンパーニュ地方の中心で、シャンパーニュ・ホールみたいなのもあって、いろいろ飲めますよね。
97年のモンテをランスからスタートしたので、前夜祭でたんまりいただきました。 次回は是非、「ランスでディナー」の試乗会にご参加くださいね。
Posted by: 某もりかわ | December 08, 2005 at 10:44 AM