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November 19, 2005

ルマン・クラシック。

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    前にちょっと書いた、10月最後の週末に本州の端っこで開かれた某イベントの画像、フリーズしたPCから無事救出できたので、ほとんど3週間遅れながらここに紹介します。そのイベントの名は「ルマン・クラシック・ジャパン」。本国フランスのルマンで2002年に始まったヒストリックカーによるルマンの復刻版イベントで、ミッレミリアをはじめとするこの手のリバイバルイベントがみなそうであるように、実際に過去のルマン24時間を走ったクルマやそれの同型車が出場可能になります。

 このルマン・クラシック、本国では2002年、2004年と過去に2回おこなわれましたが、それに続く世界で3番目のルマン・クラシックが10月28、29、30日の3日間にわたって、山口県のMINEサーキットで開かれたのでした。とはいっても、僕は29日夜に福岡に飛び、30日に本番のレースを観てとんぼ返りしてきたんですが、それでもこのルマン・クラシック、ヒストリックカーのなかでも普段あまりお目にかかれないフレンチブルー系レーシングモデルの活躍がかなり目についたりして、非常に興味深いイベントだったといえます。

 それにもうひとつ、僕自身が数ヶ月前に某ワインディングロードで試乗したことのあるフラット6搭載のポルシェ904GTSが、そのオーナー氏の操縦で1949~65年のスポーツカーによるクラス2レースに出場、見事にトップでフィニッシュしたのも僕としては嬉しかった出来事のひとつでした。というところで、上から順に画像を説明していきましょう。

1)ルマンといえばやっぱりルマン式スタート。ベントレー、ライレー、アストン・マーティン、アルファ・ロメオなど、1923~39年の戦前型によるクラス1のマシーンを先頭に、レース出場車がルマン式フォーメーションに並んだ様子は壮観でした。

2)クラス4の1978年ポルシェ935を含む1966~71年のクラス3をメインとするクルマたち。もちろん左端の黒いのが935、その右は67年アバルトOT1300、さらに右は66年ポルシェ906、通称カレラ6。さらにシェヴロン、ポルシェ904、アルピーヌなどの姿が・・・。

3)これは画像1)と画像2)のあいだに位置する1949~65年のクラス2のクルマたち。奥から1953年フェラーリ212、63年アルピーヌM63、64年ポルシェ904GTS、そして65年ポルシェ911。奥のフェラーリ212がちょっと旧いのを別にすれば、気分はもう60年代前半~中期のサルト・サーキットであります。

4)クラス2レースのオープニングラップ、2台のポルシェ904にアルピーヌM63が続き、それをポルシェ356カレラと911が追うトップ5。ちなみに356カレラ・カブリオレを駆るのは、元ルマン・ウイナーでポルシェ・カストマー部門のアドバイザーでもあるユルゲン・バルトその人。

5)同ラップの第2ヘアピンに向かうトップの3台。先頭を走るのが僕が数ヶ月前にステアリングを握ったことのある904GTS。それにしても、2リッターのポルシェ4台のあいだに割って入った1.3リッターエンジン搭載のアルピーヌM63の実力には驚かされました。

6)これは近年のレーシングスポーツによるデモンストレーションラン。アウディR8は荒聖治、ポルシェ911GT1は中谷明彦、マツダ787Bは寺田陽次朗、ニッサンR390GT1は星野一義という、錚々たるメンバーがステアリングを握っています。

7)クラス3のレースからワンシーンを。エリック・コマス/見崎清志の1966年アルピーヌA210がヘアピン手前の30Rをテールスライドで抜け、その左上では68年アバルト1000SPを同じく68年アルファT33/2が抜かんとしているところですね。

8)これがクラス2レースをトップでフィニッシュした1964年ポルシェ904GTS。エンジンはオリジナルの4カム・フラット4ではなく911Sベースの2リッター・フラット6を搭載。もう1台の2位に入った904もフラット6搭載車だったといいます。とはいえ、複雑なハンディキャップ係数を掛けて出される正式結果は、実際のフィニッシュ順位とはかなり異なるのですが・・・。

9)ふたたびアルピーヌM63の味のある斜めリアビューをじっくりと観賞。1963年ルマン出場時には1リッターだったエンジンは、現在1.3リッターに換装してあるとのこと。とはいえ、元ワークスカーの貫禄充分であります。有名なアルピーヌ・コレクターにしてアルピーヌ遣いでもあるK先生のドライビングで、2台の904に続く3位でフィニッシュは立派な戦いぶりでした。

10)これはアルピーヌとはまるで趣の異なるジャーマンモダンな1966年ポルシェ906の魅力的なリアビュー。エントラントは2004年ルマンウイナー、チーム郷の郷和道オーナー、ドライバーは荒聖治、加藤哲也CG誌編集長という布陣で、クラス3/4混走レースに2位でフィニッシュしていました。

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Comments

旧いレーシングカーに対する想い、基本的にHideさんに同感です。
ただし趣=おもむき、という点からいうと、ポルシェ550スパイダーやジャガーDタイプといった50年代のレーシングスポーツカーも、実に捨て難いものがありますね。
で、そこにぐっとモダンなデザイン感覚を加えたところが、60年代のレーシングカーの魅力ということではないでしょうか。

Posted by: 吉田 匠 | November 20, 2005 03:46 PM

私の年代ですと、最近のレーシングカーはなんだか個性に乏しく、興趣に欠ける気がします。古い車、もちろん広い意味でのヴィンテージ・カーもさることながら、60年代のレーシングカーには格別な興味がありますね。
これらの中の何台かは、先週ツインリンクもてぎでも見ました。その荒々しいと言ってもいいエクゾースト・ノートには酔いしれるものがありました。
ルマン・クラシックはJ-Sport系で昨日放映されました。残念ながら見損ないましたが、幸い今日も再放送があるようです。

Posted by: Hide | November 20, 2005 11:02 AM

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