英国大使館のMorgan。
この日は東京の英国大使館でモーガンの発表会が開かれました。モーガンはいうまでもなくイギリスのスポーツカーメーカーで、1910年にH.F.S.Morganによってワークスシャー、マルヴァーン・リンクに設立されてから95年に及ぶ長い歴史を誇っています。現在はそのH.F.S.の孫にあたるチャールズ・モーガンが同社の代表で、そのチャールズ氏も今回、日本にやってきていました。一番下の画像がそのチャールズ・モーガン氏でありますが、今回の発表会の主な目的は、日本におけるモーガンの輸入代理店が、従来からのモーガン・オート・タカノから、モーガン・オート・イワセという新会社に変わったことのお披露目でした。
ところでモーガンというと、一番上の画像の右側に並んでいるような、1930年代のスポーツカーがそのまま今も造られているかに思える古典的なクルマを思い浮かべますが、実は最近では左側にポツンと1台だけ停まっているブルーのクルマ、エアロ8=エアロエイトも造っています。2000年にデビューしたこのオープン2シーターは、古典的なフロントエンジン/リアドライブの駆動方式を採り、外観も基本プロポーションはクラシックなモーガンのラインを踏襲しているので、これもこれまで同様の古典車路線の大型版のように見えますが、実はそのボディの内側にアルミモノコックフレームを持つ超モダンな設計で、エンジンもBMWの4.4リッターV8という現代的なパワーユニットを搭載しています。しかもモーガンは、こいつのGTレース仕様を仕立てて2004年のルマンにワークス参戦しているほどですから、その気合いたるや本物です。
僕はこのエアロ8が始めて日本に入ってきた2002年の初夏に、東名高速と箱根でこいつに試乗しているんですが、そのときはけっこうぶったまげました。ちょっと奇妙な外観に似ず、そのドライビング感覚は素晴らしくソリッドかつ現代的で、箱根のワインディングにおけるハンドリングたるや当時のTVRを明らかに凌いでいて、コーナリングスピードも第一級の速さであることを実感し、大いに感激したのでした。しかもそれに加えて乗り心地さえも意外なほどフラットで快適なんですから、驚いてしまいます。
つまりモーガンというと、生きた化石と呼ばれるような古典的なスポーツカーだけを造るブランドというイメージが圧倒的ですが、実はエアロ8という現代的で素晴らしく速いスーパースポーツも生み出しているのだということ、覚えておいてもいいのではないかと思います。


Comments
都知事の愛車らしいですね。
Posted by: らた | October 31, 2005 at 01:44 PM