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August 31, 2005

那須で味わうジャガー。

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    京都でレクサスに乗って東京に戻った翌日、今度はクルマで栃木県の那須に向かいました。そこにあるエクシブ那須白河なるリゾートホテルで、媒体向けのジャガー・スペシャルモデル試乗会が開かれたのです。試乗車は4車種用意されていましたが、注目すべきは画像にある2台、スーパーV8ポートフォリオと、XKR 4.2-Sでした。

 スーパーV8ポートフォリオは、LWB=ロングホイールベースXJのボディに4.2リッター・スーパーチャージドV8を搭載し、独特のグリルとボディサイドのエアベント、それに20インチの5本スポークホイールと35タイヤで武装したモデルで、上品なスポーティさが持ち味の通常のXJサルーンと違って、“チョイワル”な雰囲気を持つところがミソなジャガーだといえます。走ってみると、406psのチャージドV8はLWBのアルミボディを力強く引っ張り上げるし、255/35ZR20のダンロップSPは強固に路面を捉えて、危なげのないコーナリングを実現しています。不整路ではさすがに20インチのホイール/タイヤが暴れるのが伝わってきましたが、路面さえスムーズなら乗り心地も快適なものでした。というわけで、税込み1680万円、限定50台のこの“チョイワル”XJ、8月末現在ですでに半数ほどが売約済みといいますから、世の中にはあい変わらず景気のいい方が多いようで・・・。

 続いて乗ったのはこれも限定モデルで、クーペが50台、コンバーチブルが10台の合計60台が日本市場で発売される、XKR 4.2-Sでした。もうすぐ始まるフランクフルトショーでイアン・カラム・デザインのニューXKクーペがデビューするので、これが1996年登場の現行XKシリーズのファイナルバージョンになります。エンジンはこれもスーパーチャージド4.2リッターV8で、パワー表示はなぜか400psに下がりますが、トランスミッションが6段ATなのもスーパーV8と変わりません。エンジンはスーパーV8よりもずっと明確にスーパーチャージャーの唸りを上げてXKボディを思うがままに加速させるし、ハード仕様のCATS電子制御サスペンションに20インチBBS+前後異サイズのピレリPゼロを履いた脚は、硬いけれども気持ちいい乗り心地とブリティッシュスポーツらしい敏捷なハンドリングを両立させています。なので、そのドライビングはかなり爽快なものでした。それに、エルムウッドベニアのダッシュボードにレカロ製シートを備えるコクピットも、なかなか魅力的であります。
 
 こちらはクーペが1390万円、コンバーチブルが1590万円ですが、もしも1500万円ほどの資金とプラス1台分のスペースがガレージに確保できる身分だったりしたら、XKR 4.2-Sクーペ、ぜひ1台飼っておきたいジャガーじゃないかと思いました。今は亡き前ジャガー・チーフデザイナー、ジェフ・ローソンの作品がお気に入りなら、特にね。

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August 29, 2005

京都で味わうレクサス。

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    月曜日は朝から新幹線に乗って京都へ。「高級の本質を追及した」「グローバルプレミアムブランド」としてトヨタが日本でも展開を開始した「LEXUS=レクサス」の日本仕様モデルのプレス試乗会が、夏の終わりの古都を舞台に開かれたのです。駅からハイヤーに乗って着いた京の東に位置する南禅寺では、玉砂利が敷かれた境内の一角に何台ものレクサスGS(画像1)が僕らを待っていました。そう、先代は“アリスト”と呼ばれていた中型FRセダンのニューモデルで、3.5リッターV6搭載のGS350と4.3リッターV8搭載のGS430の2モデルがあります。そのなかからGS350(画像2)の1台に乗って比叡山のワインディングロードを目指し、その頂上付近に建つロテル・ド・比叡なる南欧風のホテルでプレゼンテーションおよび昼食と相成りました。

 午後はそのロテル・ド・比叡を基点にして元“ソアラ”ことSC430(画像3、4)と、GS430に試乗、夕方には乗ってきたのと細部の仕様が異なるGS350で京の街に戻り、宿泊先の京都ブライトンホテルへ。で、ここまでにドライビングした3車種のなかで僕が最も好印象を得たのはGS350でした。3.5リッターV6は快音を奏でてスムーズに吹け上がり、サスペンションは心地好く締まったライドを提供、比叡山のワインディングではノーズが爽快に向きを変える適度にシャープなハンドリングを味わわせてくれるなど、快感のある中型サルーンに思えたのでした。だからといって、トヨタが標榜する“高級車”の名に値するかどうかは別として、なかなかよくできたドライバーズサルーンじゃないか、という第一印象を得たのでした。

 夜は都の北西にある某お寺さんに出向き、夕涼みがてら屋外で和楽の演奏(画像5)を愉しんだりした後、座敷に上がって京風料理の夕食会が催されました。ちなみにそこには数人の芸子さんと舞妓さんが同席していて、そのなかの一人が芸子の君晴さん(画像6)なのですが、お年はまだ17歳だというのでちょっと驚きました。いずれにせよ、こうして何やらプレミアム(?)な夏の京都の夜は更けていったのであります。

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August 26, 2005

台風一過の伊豆で駆る新旧ルノー。

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    台風11号が意外なほど足早に去っていった台風一過の金曜日、快晴の伊豆スカイラインでルノーの新旧スポーツモデルに乗りました。「新」の方は2代目クリオをベースにしたRS=ルノー・スポールのファイナルバージョンで、フレンチブルーのボディに2本のホワイトストライプという、伝統的なルノーのレーシングカラーが凛々しいクルマです。2リッター182psのエンジンと5段MTによる走りは活気に溢れ、クイックなハンドリングも愉しめる、いわば現代のFWDホットハッチの典型といえる、痛快なクルマでした。

 そして「旧」の方は1966~70年のR8ゴルディーニ1300。60年代ルノーのリアエンジン小型セダン、R8の高性能スポーツモデルで、魔術師アメデ・ゴルディーニのチューンした88psの1.3リッター4気筒を唸らせて、当時の国際ラリーやレースで大活躍したクルマでした。ま、今でいえばインプレッサWRXやランエヴォのようなモデルですね。しかも、非標準の2ピースDELTAホイールが足元を引き締めるこの白いゴルディーニ1300は、僕がこれまでに乗った経験のある何台かのR8ゴルディーニのなかでも抜群にコンディションのいいクルマで、35年以上前の1.3リッターセダンとは思えぬ力強さで、伊豆スカイラインを駆け抜けてみせたのでした。いやいやそれにしても、繊細な操作を要求するそのドライビングのなんとまぁ面白いこと!

 R8ゴルディーニは、ちょうど1ヶ月ほど前に名古屋近郊で乗ったランチア・フルヴィアGTEと同時代の、同じく弁当箱スタイルのボディを持った1.3リッター・スポーツセダンなわけですが、イタリアとフランスのスタイリングテイストの違い、それにFWDとRRというメカニズムの違いからも想像できるとおり、そのドライビング感覚もけっこう対照的なのが面白いところです。この新旧ルノーのリポートは、先月のフルヴィアと同じく自動車専門誌『Tipo』に掲載されますが、その10月号は9月6日発売なので試乗日から中10日しかありません。というわけで、この週末も休みとは縁がなく、パソコンのキーボードを叩くことになるモータージャーナリストなのであります。

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August 24, 2005

996タルガ、後日談。

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    先日お伝えした2002年型996タルガですが、どうやらわが義兄は大蔵大臣の認証を得ることに成功したようで、タルガ購入の契約に至った模様であります。めでたしめでたし。ちなみに996タルガにそのポジションを譲る義兄氏の現在のクルマはBMW X5、その前に乗っていたのは同じくBMWのE46型M3クーペでありました。

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August 21, 2005

996タルガ。

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    今日は日曜日なのにポルシェ996タルガに試乗しました。といっても仕事ではありません。近くの中古車ショップにあるこの2002年モデル、ティプトロニックS仕様のタルガに興味を持った義兄から、どんなクルマか試乗してみて欲しいと頼まれたのです。なぜ普通のクーペではなくタルガなのかというと、テールゲートからゴルフバッグが積み込めるからだというんですね、僕より6歳下の義兄がタルガに目をつけた主な理由は。僕はゴルフをやりませんが、なるほどゴルファーだと、そういう選択基準もアリかと・・・。もちろん、タルガ独特のスライディンググラストップによるセミオープンエアにも魅力を感じているようですが。
 
 走行1.2万kmというだけあって、試乗してみると特に不具合もなくスムーズに走り、高年式相応のコンディションを持ったいいクルマだと思いました。それにしても、ポルシェは中古でもいい値段をキープしていますね。この3年落ちのタルガが、1年9ヶ月の車検がついてンビャク98万円。いずれにせよ、義兄がこの996タルガを手に入れられるかどうかは、どうやら氏の大蔵大臣の裁定に掛かっているようではありますが・・・。

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August 18, 2005

夏終盤の旭川。

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    前日の夕方羽田を発って北海道の旭川へ。当日は朝からその郊外にあるカタカナで書くと3文字になる日本の某自動車メーカーのテストコースに出向いて、そのメーカーがこの秋デビューさせる小型車のプロトタイプに事前試乗してきました。テストコースは撮影禁止だったし、9月1日以降に出る媒体でないとそのクルマのことは公表できないので、記事を書くこともできません。なので、なんとなく秋の気配が感じられ始めた旭川の景色を3点ほどお見せして、この日の報告は終わりにしましょう。

 1番上の画像は旭川グランドホテル13階の部屋から見た早朝の旭川の中心街、といってもなにやら建物間の密度が薄いのが北海道の都会らしいでしょ。2番目の画像はテストコースから街に向かうあいだの田園風景ですが、もう稲の色が秋を連想させますね。そして最後が旭川空港のターミナルビル周辺であります。

 ところで、カタカナで表記すると3文字になるその日本のメーカーは今、F1をやってます。といっても、実はF1やってる日本のメーカーは2つとも、旭川周辺にとても立派なテストコースを持っているのですが。

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August 14, 2005

アクセス累計20万ヒット達成!

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    60回目の終戦記念日を迎える前日の8月14日日曜日、当ブログ『TAKUMI YOSHIDA.log』の累計アクセスが20万ヒットを超えました。累計アクセス数は特に気にしていなかったので、当日は気づかなかったんですが、数日後に確認してみたら、8月14日に正確には累計200,040ヒットに到達していたのです。最初の日記はBMW120iに初試乗した際の印象を記した2004年9月9日のリポートでしたから、11ヶ月と5日で20万アクセスをオーバーしたわけですね。

 20万という数字が多いのか少ないのかよく分かりませんが、読者の皆さんに「どうもありがとうございました」とひと言をお伝えしたい気分で・・・。今後もご愛読、よろしくお願いします。

 ちなみに画像は僕が1970年代後半に購入したホイヤーの7750クロノグラフで、長いあいだ使っていなかったにもかかわらず、今もちゃんと時を刻んでいるんですね。たまたま8月14日にベルトを新しいのに替えたときに撮影した画像があったのを思い出して、そのカレンダーが「14日」を示していたので、ここに使ったというわけです。

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August 11, 2005

夏休みの箱根で・・・。

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    この日は朝の6時半にはウチのゴルフで東名に乗ったのに、そこはすでに夏休み渋滞、みなさんこんな早くから、いったいどこへいくんでしょうね。当方は例によってクルマに試乗する仕事で、箱根方面へ。まずは海老名SAからコクピットに収まったのが、月刊誌『ENGINE』の特集のために乗ったアストン・マーティンDB9ヴォランテ、つまりDB9のオープンモデルであります。実はこのクルマ、ボディがちょっと緩いんじゃないかと心配していたんですが、幸いにもそんな心配は無用でした。込み始める前の箱根のワインディングで味わった、素晴らしく官能的でゴージャスなオープンエアドライビングのリポートは、是非『ENGINE』10月号で。

 続いて走らせたのは、中古車専門誌『UCG』10月号の特集の撮影のために乗った、ポルシェ997カレラでした。これ、僕としては実に久しぶりのティプトロニックS仕様だったんですが、けっこう速く走ることができますね。とはいえ、MTと比べるとやっぱり意のままにならないところがありますが・・・。

 そして最後は、自動車雑誌『Tipo』10月号の記事のために、編集部S君のゴルフGTと、KONIを装着してから3000kmほど走ったウチのGLiとの、乗り比べをやりました。納車時期も近かったので、走行距離は互いに似たようなものなんですが、いみじくもS君が指摘したとおり、ウチのGLiの方が走りが明らかに軽快なんですね、特にエンジンのレスポンスが軽いんですよ。それなりにちゃんと慣らしをやって、しかも踏む時は全開で踏むという、メリハリのあるドライビングをしている結果でしょうね、きっと。

 というわけで、箱根で3件の取材を終えて、夕方に事務所に戻った、夏休みのないモータージャーナリストでした。

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August 04, 2005

グッバイ、VWワールド。

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    この日はアウトシュタットを後にして帰路につきます。上の画像は2日間だけ吉田事務所の仮オフィスになったリッツ・カールトン・ウォルフスブルグ3階の僕の部屋のワーキングデスク周辺ですが、インターネットもフリーチャージのLANが簡単に繋がって、文句なしの環境でした。リッツ・カールトンは2007年には東京の赤坂にも進出するそうですが、世界広しといえども自動車工場と発電所に隣接して建っているのは、おそらくここウォルフスブルグだけでしょう。さすがVWとその元総帥、フェルディナント・ピエヒのパワーを実感させます。

 とはいってもウォルフルブルグにはさすがに国際空港までは存在せず、僕らは隣の大都市といえるハノーヴァーの空港からミュンヘン経由で成田を目指したのでした。下の画像はハノーヴァー空港を離陸した直後のルフトハンザ機の窓から見た、真夏の北ドイツの大地であります。グッバイ、VWワールド!

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August 03, 2005

アウトシュタットというVWワールド。

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    ニュー・パサート試乗会3日目はVW本社のあるウォルフスブルグで終日過ごしました。本社工場とそこに電力を供給する自前の発電所に囲まれた26haの広大な土地にVWが2000年に完成させたいわばクルマのテーマパーク、アウトシュタット=英語でいうとCar Cityがその舞台でした。そこにある5つ星ホテル、リッツ・カールトンで目覚めて、午前中はその会議室でまずはディーゼルエンジンの、続いてはガソリンに替わるべき将来の燃料やエンジンなどに関するVWの戦略を、それぞれのVWのエクスパートからレクチャーをうけた後、アウトシュタット内のセルフサービス食堂で昼食、午後はそこに建ついくつかのテーマ館を見学したのに続いて、日本に導入されていないモデルをウォルフスブルグの街中とその周辺のアウトバーンで試乗、夜は街外れの大衆的なレストランでVWのエンジニアを交えてビールと肉とソーセージとジャガイモの夕食とあいなって、たっぷり北ドイツ漬け、たっぷりVW漬けの一日は気持ちよく終わったのでした。そこで、キャプション形式で画像を説明していきましょう。

1) リッツ・カールトン・ホテルから見たアウトシュタット入口方向。中央に見えるガラス張りの塔は、カスタマーセンターに自分の新車を引き取りに来た顧客のクルマを収めるパーキングタワー。

2) そのパーキングタワーの左側にはウォルフスブルグ工場が。ウチのゴルフV GLiもまさしくここで生み出されたのかと思うと、感激もひとしおでありました。

3) VWおよびVW以外のヒストリックカーなどが展示してある、アウトシュタットのテーマ館のひとつ。1階にはミニチュアカーやクルマ関係の書籍などが売られているショップがあります。後方右は発電所とその煙突。

4) このテーマ館の入口中央に展示されていた意外なクルマ、ホンダS800クーペ。ナンバープレートは1970となっていますが、解説にはヨーロッパに輸入された最初のS800と書かれていたので、1967年モデルと思われます。 

5) 戦前につくられたVWビートルのプロトタイプのひとつで、まだリアウィンドーが開けられていません。当時からこんな鮮やかな赤に塗られていたのかどうか、ちょっと不思議な感じ。

6) これはそのVWビートルから生み出されたスポーツカー、ポルシェ356。シュトゥットガルト製としては最も初期の1952年型で、356A以前のモデル。それにしてもボディの丸くて滑らかなこと!

7) この日、僕が興味津々で試乗したのがこのゴルフ2.0TDI。2リッターから140psと32.6kgmを発生するターボディーゼルと6段DSGの組み合わせで、ガソリンの2リッターFSIを凌ぐほどの速さを実感させてくれました。後ろはリッツ・カールトン・ホテル。photo by モッチャン。

8) 日本には導入されていない3ドアボディも、パーソナルカーらしさがあってなかなか魅力的に見えます。来年にはさらに170psのモデルが登場するという話なので、ヨーロッパに住んでいたらTDIを選ばない理由はなさそうに思えました。

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August 02, 2005

ハイデルベルグ→カッセル→ウォルフスブルグ。

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    ニュー・パサートのドイツ試乗会2日目は主としてセダンを駆って、ハイデルベルグからDSGをつくるカッセル工場を見学しつつ、VW本社のあるウォルフスブルグまでアウトバーンを一気に北上しました。詳しくは後ほどまた・・・。

 やっと執筆できる状況になったので話を続けましょう。パサート・ヴァリアントに乗ってハイデルベルグを朝早く出発し、まずは昨日と同じフランクフルト空港へ、そこで試乗車をパサート・セダンに乗り換えて北を目指しました。今年3月のジュネーヴでデビューしたセダンは、実はヨーロッパではすでに発売しているため、セダンに関しては日本のジャーナリストのためだけの試乗会なのでした。続きは画像のキャプションという形で進めていきましょう。

1) フランクフルトからカッセルを目指して北上する、アウトバーン5号線。ここはゆったりとした片側3車線ですが、片側2車線の場所もあります。アウトバーンの速度無制限区間は道幅が広々していて、緩いコーナーとアップダウンが適度に続き、飛ばし屋にはまるで天国のような場所です。特に夏は走っていて気分がいいですね。

2) カッセル工場内のDSGアッセンブルライン。このように1基分がトレーに載せられて運ばれ、熟練した工員の手作業で組み上げられていきます。

3) これはライン上で、ハウジングが被せられるのを待つまでに完成したDSG。1日当たり1200基のDSGがここで完成されるといいます。

4) ウォルフスブルグ近郊に辿り着いたパサート・セダン。まずヴァリアントでハイデルベルグを出発してから500kmほどの旅でしたが、あまり疲れは感じませんでした。クルマが長距離走に向いているのに加えて、道もいいんですね。

5) 田舎道の立体交差下の落書きとニュー・パサート・セダンの端正なサイドビュー。ホイールベースは2710㎜と、ゴルフⅤより130㎜長くなっています。ちなみに全長は4765㎜。

6) ウォルフスブルグの街の中心部にほど近い場所に毅然と建つ、VW本社のヘッドクォータービル。実はビートル時代からの旧い建物で、エアコンも備わっていないのだといいます。それにしても、高い空と雲の色がいかにも北の街の風情であります。

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August 01, 2005

パサートに乗るためドイツへ。

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    朝9時45分発のルフトハンザ=LH711便でフランクフルトへ。久しぶりに乗ったLHの747はビジネスクラスのシートがほぼフラットな状態までリクラインできる新型にモデルチェンジしていて、しかも幸い隣が空席だったため、なかなか快適な旅でした。ルフトハンザは以前からそうですが、このシートもレカロ製で、長時間座り続けても疲れが少ないのも助かります。で、12時間のフライトの末に現地時間14時過ぎのフランクフルトに着くと、空港のターミナル前にずらりと並んで僕らを待っていたのは、ニューVWパサートのステーションワゴン、ヴァリアントでした。

 そこで最初にピックアップしたのは、2リッターFSIユニット+6段ATという、僕のゴルフGLiと同じ組み合わせのパワートレーンを持つヴァリアントでした。アウディ流の縦置きエンジン式プラットフォームを使っていた先代と違って、新しいパサートはゴルフと基本的に同形式の横置きエンジン式プラットフォームを使っています。この最初の試乗車は硬めのサスペンションに17インチタイヤを履いたスポーツラインのモデルだったため、特に低速ではタイヤの突き上げがはっきり伝わってきましたが、コーナリングや高速でのスタビリティは素晴らしいものがあり、上から3番目の画像にある気持ちいいカントリーロードと、アウトバーンを組み合わせたコースを走ってのテストドライブは、安心感に満ちたものだったといえます。

 初日のドライビングは、今からちょうど30年前に初の海外取材のときに訪れたことのある、学生の街として知られるネッカー川沿いの古都、ハイデルベルグに着いて終ったのでした。

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