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June 30, 2005

雨のち夏晴れのメルセデス対BMW。

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    早朝、雨のそぼ降る蒸し暑い東京を出て箱根へ。雨のなかで試乗と撮影をしていたら、午前11時頃だったでしょうか、突然のごとく雨が上がってからっとした夏空が顔を出し、目の前には上の画像のような、いかにも“なつ~”といった景色が展開されたのでした。

 そこで試乗したのは、Eセグメントの典型的プレミアムセダン、メルセデス・ベンツEクラスとBMW5シリーズ、より正確にいえばE350と530iの2台でした。クルマそのものはもはや目新しくはありませんが、いずれも新エンジンを積んで日本に初登場したモデルで、E350は3.5リッターV6に7Gトロニック7段ATを組み合わせ、530iはひと足早く330iに搭載されて日本デビューした3リッター直6にZF製6段ATを組み合わせたクルマであります。で、どちらがよかったのかというと、530iが標準仕様ではなく「Mスポーツ」モデルだったのがひとつのポイントだったりしますが、詳しく知りたい方は7月26日発売の自動車専門誌『Le Volant』9月号を参照してください。

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June 24, 2005

アストン・マーティンというサラブレッド。

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    前から乗りたかったアストン・マーティンDB9のステアリングを、この日ついに握りました。某カード会員向け季刊自動車誌の取材で「12シリンダーの誘惑」なる記事があり、そこでフェラーリ612スカリエッティと2台で登場させたのです。フェラーリの熱烈なファンには申し訳ありませんが、612に乗るのはこれが3度目で、すでにこのブログにも過去2回登場しているので、ここでは主にDB9について書いてみようと思います。

 アストン・マーティンはいうまでもなく戦前からスポーツカーを造り続けてきたイギリスの誇り高き名門ですが、過去に何度も経営危機に陥り、現在はジャガーやランドローバーと並んでフォード傘下のPAG=プレミア・オートモティブ・グループの一員となっています。でもその結果、豊富な開発資金が投入され、ヴァンキッシュに始まる新世代アストン・マーティンが次々と生み出されたのでした。で、その2番目の製品がこのDB9で、アルミスペースフレーム構造のシャシーを持つ2+2座ボディのフロントに6リッターV12エンジンを搭載、ギアボックスをリアにおいたトランスアクスルを介して後輪を駆動します。パワーは同排気量のヴァンキッシュより低い450psですが、車重1710kgのボディを軽々と加速させ、トップスピードは300km/hとされていますから、まぁ動力性能に不足はありません。トランスミッションは6段MTと6段ATが選択可能で、乗ったのはZF製の後者でしたが、パドルシフト付きのそれはマニュアルシフトのレスポンスが驚くほど素早く、こういう奴ならトルコン式のATでも充分いいじゃないか、と思わせてくれる代物でした。

 直線での速さも充分に魅力的ですが、DB9がさすがブリティッシュの真骨頂を発揮するのは、僕が想像していたとおりそのハンドリングでした。フロントに重いV12を積んでいるにもかかわらず、ノーズは俊敏に向きを変えて、狙ったとおりのラインを描いてコーナーを抜けていきます。しかも好ましいことに、乗り心地もかなり快適なんですね。実は現在のアストン・マーティンのボスは元ポルシェのエンジニアだったウルリヒ・ベッツなるドイツ人なので、彼らは新世代のアストンをポルシェのようなクォリティを持つスポーツカーに育てようとしているらしいのです。今のところまだクォリティはポルシェ並みとは思えませんが、そのスタイリッシュさとドライビングプレジャーではポルシェに勝るとも劣らぬ素質を持っているといっていいでしょう。

 ところで新生アストン・マーティンからは、第3のモデルたるV8ヴァンテージがもうすぐ発売になります。これはDB9より一回り短いボディに4.3リッターV8を搭載した2座クーペで、2003年のデトロイトでデビューした精悍なプロトタイプを目の当たりにしたときから、僕はすっかりその虜になってしまったのでした。次はこのV8ヴァンテージをドライビングできる日がなるべく早く訪れることを願っておきたいと思います。しかもDB9が911ターボに匹敵する1800万円台なのに対して、V8ヴァンテージのプライスは911カレラやカレラS並みといわれるのも何やらソソられます。とはいえ、今から貯金を始めてもおいそれと貯まる金額ではありませんが・・・。

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June 23, 2005

最新メルセデス試乗会。

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    この日は大磯プリンスホテルを基点にしたメルセデス・ベンツの最新モデル試乗会にいってきました。それはニューAクラス、CLSクラス、Eクラスの3車系のための試乗会で、1時間に1台ずつ合計4モデルに乗れます。僕はこれまで新しいAクラスに乗る機会を逸していたので、A170エレガンス、A200エレガンス、CLS350、E350の順に試乗車を予約、いずれも大磯から箱根ターンパイク頂上付近まで走ってきました。

 まずAクラスですが、想像したとおり先代よりぐっとメルセデスらしいクルマに進化していました。例えばインテリアのデザインと仕上げにもメルセデスらしい緻密さと適度な豪華さが備わっていて、仕上げはいいけれどいかにも質実剛健なゴルフⅤの室内とはだいぶ趣が違います。走ってみても先代より色々な部分で角が取れていて、メルセデスらしい滑らかさが実感できます。その一方で、普通の小型車よりも居住空間のフロアが高いというサンドウィッチ構造独特の感覚は先代を受け継いでいて、それによる不安は別にないものの、ワインディングロードではやはり高いところに座ってコーナーに飛び込んでいく実感があります。全幅が1765㎜とゴルフⅤより広いのには驚きましたが、全長は3850㎜と依然としてかなり短いので、とにかく小さくてプレミアムなクルマを求める層には最適な選択だと思いますね。けれども、ボディサイズはもう少し大きくてもいいとなると、けっこう選択肢が増えてきます。例えばA170エレガンスは288.75万円、A200エレガンスは309.75万円と、それぞれ2リッターのゴルフGLiおよびGTよりAクラスの方がおよそ10万円も高価なんです。となると、ニューAクラスが選択肢のひとつとして存在する現在でも、僕だったら総合的に見てゴルフを選ぶでしょうね、たぶん。

 一方、もしもAクラスを買うとした場合、A170とA200のどっちにするか、という問題ですが、僕なら迷わずA200にすると思います。単なる足なんだからパワーなんかなくても、という意見をしばしば耳にしますが、僕はそれとは逆の考えなんですね。普段の足だからこそパワーには余裕があった方がいい、というのが僕の考えで、逆に愉しみのためだけに乗るスポーツカーならパワーなんか大してなくたっていいんです、エンジンをフルに回して運転が愉しめさえすれば。でも日常の足だとそうやって一生懸命運転し続けるのは疲れちゃう。だから実用車の場合、ある程度パワーに余裕のある、最小でない排気量のモデルを選ぶべきだと思うわけです。僕が自分の足としてゴルフを選ぶ際に1.6リッターのEではなく、2リッターのGLiにしたのは、まさにそういう理由なのでした。

 続いて乗ったのはCLS350でした。ベンツが造ったカリーナEDなんていわれることの多いクルマですが、僕は違うと思いますねカリーナEDとは。カリーナEDって、クルマのことをよく知らない人をカッコで騙して買わせちゃおう、っていうモデルだったんじゃないかと思うんですね、悪い言い方をすると。ところがCLSはもっと大胆に、クルマのことをちゃんと知っている大人や金持ちも、スタイリングで騙して買わせちゃおうというモデルだと思うんですね、きっと。つまりCLSは、カリーナEDよりかなり難易度の高いことに挑んだクルマというわけです。

 今回あらためてCLS350とE350を乗り比べてみましたが、ドライビングの愉しさでもCLSの圧勝でした。単にスタイリングがアトラクティブなだけでなく、低い運転姿勢から操るCLSは身のこなしもEクラスより明らかに軽快で、スポーティなんですね。プラットフォームはEクラスのそれをベースにしていますが、サスペンションにSLの部品を投入したりして、それなりに仕上げた効果が軽快な挙動にあらわれている、というわけです。それに、いかにも狭そうに思えるリアシートだって、画像からわかるように大人2人がゆったり座れる空間が確保されています。というわけで、この日乗った4台の最新メルセデスのなかから1台だけ乗り逃げするとしたら、僕は迷わずCLSにしますね。ただしボディカラーは画像にあるような明るい色ではなく、ダークな色の方がずっと似合いますが。

 ところで余談ですが、一番上の画像にあるニューAクラスの顔つき、かつての昭和の宰相、岸信介に似てませんか、ちょっと。ま、岸信介首相の顔を知らない人も今やたくさんいると思いますが・・・。

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June 21, 2005

帰ってきました。

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    この日は朝8時半には旭川市内のホテルを出発、9時過ぎには画像にある旭川空港に着いてエアドゥー=ADO32便に搭乗、平和なフライトの末に11時半には羽田に着陸して、ハワイ、北海道、と続いたちょうど7日間におよぶ連続出張を終了したのでした。

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June 20, 2005

今度は羽田から・・・。

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    しかし、飛行機の旅はまだ終わったわけではありません。ホノルルから帰った翌日の朝、僕は今度は羽田空港の第2ターミナルに向かってゴルフを走らせ、そこからエアドゥー=ADO33便に搭乗して北海道の旭川に飛んだのでした。旭川の周辺には日本の自動車メーカーの巨大なテストコースが点在していますが、今回の目的地はトヨタの士別試験場でした。この8月にアメリカに続いて日本でも正式に立ち上がるトヨタの高級ブランド「レクサス」のニューモデル、GSとISの事前試乗会がそこで開かれていたのです。そこには、前日までハワイでいっしょだった同業者の顔もたくさん見られました。

 GSはアリストの、ISはアルテッツァの後継モデルというと分かり易いかもしれませんが、いずれも新プラットフォームを使ったFRの4ドアセダンで、前者はV8とV6、後者はV6エンジンを搭載しています。ただしこの事前試乗会、士別試験場での撮影が全面的に禁止されていたため、いつものような僕のデジカメによる画像はありません。しかもテストコースを走っただけではクルマのキャラクターをイマイチ正確につかみ難いので、それらニュー・レクサスの評価は取り敢えずオアズケ、ということにしておきましょう。

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June 19, 2005

成田着。

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    ホノルルを2時間近く遅れて飛び立ったノースウェスト=NW-9便は、結局のところ予定より3時間近く遅れて成田に着きました。おそらく空港の管制官から何らかの指示があったのでしょう、NW-9便は成田の上空で着陸寸前に意味不明の上昇を始め、すでに出していたギア=脚も仕舞って高度を上げて、千葉県の上空と思われるあたりを旋回、しばらくの後に再びギアを下ろして、今度こそ第一滑走路に無事着陸したのでした。

 その結果、クルマで東京に入るのが日曜の昼下がりのはずが夕方になってしまい、レインボーブリッジは画像にあるような渋滞。3泊5日ハワイの旅は、こうしていささか疲れる最終章をもって終わったのであります。

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June 18, 2005

ホノルル発・・・。

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    この日はホノルル空港から帰路に着くんですが、ホテルから空港に向かうバスのなかで、面白いものの撮影に成功しました。実は前日から発見してはいたんですが、街の大きなストリートの歩道に自転車のカタチをした金属製のオブジェのようなものが立っているんですね、およそ100mおきくらいに。一番上の画像のやや右に見えるのがそれなんですが、実はこれ、自転車を繋ぐためのもの、いわば自転車の止まり木なんです。街でスポーツバイクに乗っていて、どこかの店に入ろうとしたときなど、自転車をチェーンで固定する柱のようなものがないと困るというのは東京でもしばしば経験するんですが、これはそういうときのためのもので、しかもなにやらアールデコ調のデザインが実に素晴らしい。自転車乗りとしては、これだけでワイキキがぐっと魅力的な街に思えてきたものでした。

 ところで、2番目の画像は何だか分かりますか? 実はこれ、ホノルル発成田行きのノースウェスト=NW-9便、ボーイング747-400ジャンボ機の前方客室の床板を外して、コンピューターらしきものが収納されている床下の部屋を覗いたところで、左側に見える中央に白い線の入った薄いグレーの部分は、ホノルル空港のアスファルト地面なのです。なんでこんなことをしているのかというと、ゲートを出て滑走路に向かうところで747のエンジンがスタートしなくなり、コクピットのパイロットと相談するべく、メカニックが腹の下のハッチを開けて機内に入ってきたのでした。それにしても、入ろうと思えば床下から機内に侵入することができるなんて、テロの可能性を考えるとけっこう怖いぞと思ったのであります。

 それやこれやでNW-9便は出発が2時間近く遅れましたが、それでも3番目の画像のように窓の外にオアフ島と青い海を望みながら、無事に成田に向けて飛び立ったのでした。こういったトラブルとそれに伴うディレイの発生は、かつて“ノース・ワースト”なるニックネームを授かったキャリアの面目躍如といったところですが、アメリカ版「肝っ玉母さん」というべき超ベテランスチュワーデスの、毅然としていながらフレンドリー、しかもテキパキとして当を得た心地好いサービスぶりが、フライト中の救いではありました。では食事はどうだったかというと、ヨーロッパのキャリアに比べると大味な印象ですが、日本の航空会社よりはメニューに工夫の跡が見える、といった感じでありました。

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June 17, 2005

コナからホノルルへ。

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    やっとブログを更新できる状況に戻ったので、まずはハワイ3日目の様子からリポートしましょう。

 ロードスターの試乗が一日で終わってしまったのはちょっと物足りない気がしましたが、この日はハワイ島、コナの空港からハワイアンエア機に乗ってオアフ島のホノルルに移動しました。1番上の画像がコナ空港で僕らの搭乗を待つハワイアンエア機、2番目は乗り込むときに覗いたそのコクピットであります。イタリアの国内線なんかでもこういう風にドアを開けたコクピットの光景は何度か目にしたことがありますが、ラテン系とかポリネシア系(?)といった「南」の人々は色々なことに関してオープンなんでしょうね。ところで、コンソールの一番手前右側に見えるBMWのi-Driveのようなスイッチが気になります。

 で、40分ほどのフライトで着いたのがホノルルですが、ここはご存知のとおりオアフ島最大の都市で、ハワイ州の州都でもあります。ちなみに人口は、とバスの運転手さんに尋ねてみたら、オアフ島全体でおよそ90万人、ホノルルにはそのなかの40万人ほどが住んでいるそうです。けれども、上から3番目の画像にあるこの街のメインストリート、カラカウア通りを走っていると、もっと大きい都会のようにみえるから不思議です。歩いている人の多くが観光客で、建っているビルの多くがホテルだからなんでしょうね、きっと。それとこのワイキキという都市、街の佇まいや走っているクルマの種類が全般にカリフォルニアのLAに似ていると思いました。

 バスが着いた先は、ワイキキビーチに面して建っている数多くのホテルのなかでも最大級のシェラトン・ワイキキで、その29階に位置する僕の部屋のバルコニーから見た景色が4番目の画像、ダイヤモンドヘッドと白いビーチ、それにエメラルド色の海が眼下に広がる典型的なワイキキのシーンなのでした。このシェラトン・ワイキキ、印象としては宿泊客の90%以上が日本人ではないかと思えたほど、日本人占有率(?)の高いホテルであります。ま、あくまで僕の印象としてはであって、実際のパーセンテージは不明ですが・・・。

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June 16, 2005

ハワイ島でロードスター。

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    そう、僕が生まれて始めてハワイにやってきた目的は、マツダのニュー・ロードスターに試乗することにありました。マツダは3代目ロードスター、輸出名MX-5の国際プレス試乗会をハワイ島を舞台にして開き、その先陣を切って日本のモータージャーナリストや自動車雑誌編集者が招かれたというわけです。3代目ロードスターはシャシーのプラットフォームからしてこれまでのロードスターとは違うブランニューモデルなので、マツダもそのデビューに相当に気合いを入れているわけです。

 日本を発つ前にネットでチェックしてきたハワイ島の天気予報は曇りもしくは雨という芳しくないものでしたが、実際には昨日から空は高く晴れわたり、いかにもハワイな気分に溢れていたのは幸いでした。そこで走らせた3代目ロードスターがいかなるクルマだったかについては、詳しくは7月6日発売の自動車専門誌『Tipo』、もしくは日経ネットのクルマ系ウェブサイト『C-STYLE』などを見ていただくとして、これまでのロードスターの美点を受け継ぎつつ確実に進化した新型のドライビングが実に爽快で気持ちいいものだったのは、画像からも伝わるのではないかと思います。しかも、ギュッと引き締まった印象を与えるボディスタイリングの魅力的なこと。特に、これまでと違って明るめの鮮やかな赤に塗られたモデルなんかは、いかにもクルマ好きのための玩具っぽく見えて、相当にチャーミングに感じられました。それにややアイボリーがかった白もかなりいいですね。

 それにしても、ハワイ島の景観のスケールの大きさは僕の想像を越えていて、素晴らしいの一語でした。画像にはありませんが、それなりにタイトなワインディングロードもあったりするので、運転好きだったらドライビングを充分に愉しめるはずです。もしもこの島を訪れることがあるなら、ぜひともレンタカーを借りて走ってみるといいと思います。それもできればオープンカーが最高でしょうね。道路では驚くほど多くのクライスラー系オープンモデルと擦れ違ったので、おそらくその大半はレンタカーではないかと思ったほどでした。ハワイ島来訪予定のある方は、レンタカーにオープンモデルの有無を確認してみてはどうでしょう? それに、ロードバイクに乗るサイクリストもそう多くはないけれど見かけました。真っ直ぐな道が多いのでちょっと退屈かもしれないという気はしましたが、道路は広いので雄大な景色のなかで危険なくサイクリングが愉しめそうではありました。

 ちなみに新型ロードスターの日本での正式発表&発売は、8月下旬になると思われます。以上、ハワイ島、フォーシーズンズリゾート・フアラライからのリポートでした。

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June 15, 2005

梅雨から逃れてアロハ~!

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    6月15日午後、某誌の原稿をメールで送るとゴルフに飛び乗って雨の東関道を成田に向かい、20時35分発ノースウエスト=NW-10便、ホノルル行きの機上の人となりました。となると目的地はもちろん“ワイハ”、いや違ったハワイ。途中で日付け変更線を越えるので、6時間半のフライトの末、現地時間は再び15日に戻って朝8時50分にホノルル空港着。そこでハワイアンエア=HA-158便に乗り換え、40分ほどの飛行でハワイ島のコナに着陸。そこからはバスで群馬県の“鬼押し出し”のような溶岩の原っぱのなかの道を走ることおよそ15分、着いたのが画像にあるフォーシーズンズリゾート・フアラライなる海辺の素敵なリゾートホテルでありました。

 実は僕、少々恥ずかしながらハワイなる場所にやってきたのはこれが生まれて初めてのことなんですが、その目的はちょっと早めのヴァカンス、なんていうことは残念ながらありません。いつものとおりクルマに試乗するためにやってきたんですが、それがどんなクルマなのかは明日のお愉しみということで、太平洋に沈むビュリフォー=ビューティフルな夕陽を眺めながら、アロハ~。

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June 09, 2005

ビバンダム2日目、京都から名古屋に走る。

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    ビバンダム・フォーラム&ラリー2日目は京都国際会館から名古屋の愛知万博会場まで、様々な種類のエコカーを乗り継いで走るラリーに参加しました。比叡山のワインディングロード、彦根、名神高速と走って合計6台のエコカーをドライビングし、それぞれ特徴的な走りを味わわせてくれましたが、なかでも特に心地好く感じたのはクルーガーの燃料電池ハイブリッド車だったといえます。ただしこのクルーガー、現時点では1台つくるのに2億円ほどかかっているといいますから、まだまだ現実離れしていますが。

 上から順に画像を説明すると、1番上は京都国際会館前を歩くムッシュ・ビバンダム。2番目はスバル・レガシィB4天然ガス車と、横にいるブルーのシャツの人物はミシュランの乗用車&小型トラック部門タイヤ責任者、コイコ氏。3番目がトヨタ・クルーガー・フューエルセル・ハイブリッド、すなわち燃料電池+ハイブリッドの2億円のクルーガー。4番目はホンダの燃料電池車、FCX。5番目は愛知万博会場内の特設フィニッシュポイントに帰ってきたクーレージュ、そして最後が最新型ターボディーゼル乗用車の1台たるメルセデスCDi320と、それを迎えるビバンダム君。

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June 08, 2005

ビバンダム・フォーラム&ラリー2005。

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    モンテカルロから帰った翌日は、朝から東海道新幹線に乗って京都に向かいました。そこにある京都国際会館を舞台にして「ビバンダム・フォーラム&ラリー」なるイベントが開かれたのです。ビバンダムはいうまでもなく、タイヤを重ねたような身体が特徴的なミシュランのマスコットですが、そこから容易に想像できるように、このイベントは世界最大のタイヤメーカーにしてフランスの巨人、ミシュランが主催しています。それは「持続可能なモビリティに向けて、ともに進みましょう」というテーマの下に開かれるもので、「地球環境に配慮しつつ、自由な移動をもたらしてくれる自動車を今後も使い続けるために」、というのがそのテーマの骨子と考えられます。その初日に当たるこの日は、京都議定書発行の舞台となった京都国際会館の会議室におけるフォーラムと、その駐車場を使ったエコカーの試乗会がおこなわれたのでした。

 4枚の画像を上から順に説明していくと、1番上がヴェンチュリ・フェティッシュなるオープン2座のエレクトリック・スポーツカーで、最高速170km/h、航続距離350kmとのこと。あくまでこれはプロトタイプですが、シャシーはカーボンファイバー製で、もしも価格をつけるとすると7000万円になるとか。会場周辺の道路で試乗させてもらいましたが、電気モーターの特性からいって、発進加速はかなり強烈なものでした。

 2番目はミシュランのコンセプトカーで、動力はガソリンのハイブリッドといわれますが、特徴的なのはそのシャシーで、コーナーではボディの外側が持ち上がる逆ロールを見せながら、ミシュランのドライバーによる同乗走行のデモンストレーションをしていました。サスペンションの動きはシトロエンの2CVを連想させるもので、いかにもフランスの、そしてミシュランのエコカーらしいコンセプトモデルでした。

 3番目は会議場におけるフォーラムの様子です。パネリスト一人当たりの発表時間が短く、全般にちょっと物足りない印象があったのは致し方ないんでしょうか。それにしても、ン十年ぶりに、大学の講義に出たような気分になったものであります。

 4番目の紳士はミシュラン社主兼最高経営責任者=CEOのエドワール・ミシュラン氏です。1963年生まれといいますからまだ42歳の若さですが、ミシュラン家を代表して世界最大のタイヤメーカーグループを率いている人物であります。ちょっと話をする機会があったんですが、もちろんエコ方面だけでなく、レースやスポーツカーにも大いに興味をお持ちの様子でした。

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June 07, 2005

帰国。

    パリ発6日23時25分のエールフランス=AF278便は、たしかDVDプレイヤーの不具合を直すためとの理由で出発が30分以上遅れましたが、その遅れは11時間余りのフライトのあいだに修正されることなく、むしろディレイが1時間近くまで伸びて、7日の18時着の予定がほとんど19時近くに成田空港に着陸したのでした。翌日も朝から予定が入っていたので、本当はなるべく早く家に帰りたかったのですが・・・。

 ところで、この日もアルプスの上空やシャルル・ド・ゴール空港、あるいはボーイング777の機内などで何点かスナップを撮ったのですが、パソコンに取り込む前に消去してしまうという最悪のミスをやってしまったため、画像はありません。悪しからず。

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June 06, 2005

モンテカルロ最終日。

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    ここ数日、ブログを更新できない状況が続いて、僕もちょっと欲求不満がつのりましたが、やっと更新が可能になりました。そこでまずは6月6日、モンテカルロ2日目にして最終日のリポートと画像をお送りします。

 911カレラ4&4S国際プレス試乗会の日本グループ最終日になるこの日は、午後にはホテルを出てニース、パリ経由で日本への帰路に着くんですが、午前中は前日に続いてカレラ4とカレラ4Sの試乗車を借り出し、テストドライブに出掛けました。山岳路は前日、死ぬほど走ったので、この日は主に高速クルージングを味わうべく、ニース方面に向かうオートルートに乗ったのです。高速といってもこのあたりは地形が地形ですから、真っ直ぐに伸びるストレートなんていうのは事実上皆無で、カーブとアップダウンが連続し、そこに適当にトンネルと橋が配置されるという、ファン・トゥ・ドライブとデンジャラスが紙一重といった道路なんですが、カレラ4も4Sもまったく危なっかしい挙動を示すことなく、地元の腕自慢の操るクルマより明らかに速いペースでそこを駆け抜けてみせたのでした。

 そこでここでは、コートダジュール&プロヴァンスアルプス&911カレラ4/4Sのミニ写真展といきましょう。コメントの頭の数字は画像の上からの順番を示しています。

1)前日の「眼下に広がるモンテカルロ」と同じヴィスタ・パラス・ホテル419号室のバルコニーから、デジカメを45度ほど右に振ってシャッターを押すと、こういう景色が展開されています。モンテカルロというのは、こういう岩山の下の海岸線にへばりつくように構築されている街なんですね。したがってその山側の道路は、必然的にアップダウンの嶮しいワインディングにならざるを得ないわけです。

2)これはホテルの正面に展開される景観で、右にいくとイタリアのジェノヴァ方面へのオートルート入口、左にいくとニース方面へのオートルート入口があることを、標識が示しています。ツール・ド・フランスも近づいてきたので、このようにロードバイクに跨ったサイクリストを実に数多く見かけました。

3)上と同じ場所にモンテカルロの方角から現れた真っ赤なフェラーリ360スパイダー。しかも乗っていたのは金髪の若い女性2人という、いかにもモナコな雰囲気でありました。

4)実はこれは前日、チュリニ峠の近くでヴァルター・レール氏の駆るカレラ4Sのパセンジャーシートから撮ったカットですが、これが昔からあるアルプスのワインディングロードの典型的なスタイルであります。そう、路肩には低い積み石が設置されているだけで、ガードレールなんていうものは存在しません。元WRCチャンピオンはこんな狭い道でコーナーが迫る直前に160km/hまで加速するんですから、半端じゃありません。けれど、横に乗っていてもちっとも怖くないんですからサスガです。もちろんこのとき、この道は臨時に閉鎖されていましたが。

5)ニースの少し東の山側に位置する丘陵地帯、ヴァンスの一角に建つ豪奢な邸宅の前で、カレラ4Sを撮影しました。このアングルからもリアフェンダーの膨らみがはっきりと分かりますね。

6)こちらはその近くの小道で撮った赤いカレラ4ですが、これもまたカッコいい。4Sの円形4本出しに対して、左右2本出しの長円形テールパイプがカレラ4の識別点であります。ちなみに僕はこの長円形エグゾーストの方が好きですね。

7)ヴァンスからホテルに戻る途中のオートルートですが、道が険しい上に相当に込んでいて、ここではさすがにペースが上がりません。けれど、ニースを過ぎて道が広くなったところで、前をいくZ4を軽く抜かせてもらいましたが・・・。

8)これはオートルートを下りてホテルに向かうあいだの、岩山の中腹を走る街道、通称「グラン・コルニッシュ」の景観です。正面の岩山と路肩の積み石が、プロヴァンスアルプスの雰囲気を完璧に演出しています。ちなみに前を走る背の高いクルマは、プジョーの新しいスライドドア・ハッチバック、1007だと思います。

9)右に見える屋上に「V」のネオンがついているのが僕らが泊まったヴィスタ・パラス・ホテルで、その右の遥か下の方向にモンテカルロの街が広がっているわけであります。

10)僕の部屋から見えるホテルのパーキングの一部ですが、現在、ポルシェがほぼ独占使用中という状況でありました。上から見てもカレラ4クーペはカッコいいですね。

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June 05, 2005

チュリニ峠でワインディング三昧。

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    ヴィスタ・パラス・ホテルの部屋で目覚めると、眼下には最初の画像のような景色が広かっています。そう、モンテカルロの街並みですね。で、朝の8時からプレスコンファレンスがあり、そこでお披露目された某ドイツ車とは、997型ポルシェ911の4WDバージョン、カレラ4とカレラ4Sでした。カレラ4は3.6リッター、カレラ4Sは3.8リッターと、エンジンは後輪駆動のカレラと変わっていませんが、カレラ4、4Sとも後輪タイヤがワイド化されてリアトレッドが広くなり、それにともなってリアフェンダーがカレラより片側22㎜ずつ、つまり左右で44㎜も広げられたのが外観上の識別点です。後ろからの画像を見ていただけば分かるように、リアスタイルは確実にカレラよりカッコよくなっています。

 そのカレラ4と4Sを駆って、9時過ぎにはテストドライブに出発しました。ポルシェが設定したこの日のルートは、モンテカルロラリーの難所のひとつとして昔から知られたCol de Turini=チュリニ峠を目指すという、僕のようなヒストリックラリー好きには応えられないもので、モナコの外れから北上してアルプス山系に分け入っていきます。途中にポルシェが用意した特設ステージで、元WRCチャンピオン、ヴァルター・レールさんの隣に乗ってカレラ4Sの華麗なる限界走行を体験したり、チュリニ峠の奥のホテルのテラスで昼食をとったりしながら、最終的には夕方の5時まで、プロヴァンスアルプスの峠道を走っていたのでした。その結果、ワインディングロードには目がない僕も、さすがにしばらくはコーナーのない直線路を走りたい、という気分になったほどです。

 ではカレラ4と4Sはどうだったかというと、これが予想以上の出来で、素晴らしいの一語だったといえます。スペックを見た時点では、リアトレッドだけ広げたことでアンダーステアが強まるのでは、という心配をしていたのですが、その心配は無用でした。後輪駆動のカレラやカレラSより安定感を増しつつ、驚くほど曲がりやすいクルマに仕上がっているんですね、997のカレラ4と4Sは。なので、4WD信奉者ではない僕も、こんなによく曲がる4WDなら欲しいな、と思ったほどでした。

 以上、モンテカルロからのリポート、第二報でした。

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June 04, 2005

長~い一日。

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    朝から出掛けるのは分かっていても、ついつい最後まで観てしまいました、サッカーのバーレーン戦。いやいや、勝ちました。これでまたドイツに一歩近づきましたね。というところで、安心してベッドへ。

 朝は荷造りをして9時過ぎにはゴルフGLiで成田に向けて出発。12時05分発のエールフランス=AF275便でパリを目指しました。某ドイツ車の試乗会が南仏であるんです。ところで、フランスというとグルメの国というイメージが濃厚ですが、エールフランスの機内で出る食事というのは長いあいだ、そのイメージに反するレベルのものでしたね、僕の認識からいうと。ところが最近は、航空会社同士の競争が激しいためか、明らかに改善されてきました。画像は離陸後に出たビジネスクラスの昼食の前菜ですが、この後に出たメインディシュも含んで、機内食としてはまずまずイケるほうでした。

 で、成田を発っておよそ12時間後、シャルル・ド・ゴールに到着。そこでAF7708便ニース行きに乗り換えるんですが、トランジットのインターバルが1時間弱しかないので、人間は間違いなく乗れるとしても、預けたスーツケースがちゃんと積み込まれているかどうかがちょっと心配でした。そうしたら、エアフラお得意のディレイで7708便が1時間近く遅れ、これなら荷物を積み込む時間も充分にあるだろうと予測したとおり、1時間プラスのフライトの末ニースに着くと、僕の傷だらけのリモワも、無事に着いていました。それにしてもニース便にわが同胞の多いこと。まるで乗客の半分近くが日本人という感じでした。皆さん、あちこちに足を伸ばしてますね、ホント。

 空港からは迎えのバスに乗ってモナコ方面を目指し、ニースから見るとモナコの先に位置するキャップ・マルタン、つまりマルタン岬の丘の上に建つホテル、ヴィスタ・パラスに着いたのは西ヨーロッパ時間で6月4日の夜9時過ぎ、日本時間でいうと5日の午前4時過ぎといったところでした。このホテルは2年半ほど前にもあるドイツ車の試乗会で泊まったことがありますが、眼下にモンテカルロの街と地中海が一望できる、素晴らしいロケーションに建っています。そこでさっそく部屋のバルコニーから、モンテカルロの夜景を無理矢理デジカメに収めたのが3番目の画像、そして最後は僕がもう5年以上愛用しているリモワのスーツケースであります。

 以上、モンテカルロからの第一報でした。

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