ミニ・ワンに、アドバンテージ・ネオ。
以前、ミニ・ワンに2つのモディファイを施したと書きましたよね。で、そのひとつがKONI FSDへのダンパー交換で、それが乗り心地に絶大なる効果を発揮していることはすでにリポートしたとおりであります。
では、もうひとつのモディファイが何だったのかというと、それはエンジンオイルの非純正銘柄への交換なのでした。
そのオイルの名はADVANTAGE NEO=アドバンテージ・ネオ。いわゆるエステル系と呼ばれるアメリカ製の100%化学合成オイルで、カタログによればF1をはじめとする様々なカテゴリーのレースで使われ、素晴らしい実績を残しているといいます。
僕にそのオイルを勧めてくれたのは、シグナルグリーンの964C2GTのメインテナンスを委ねているポルシェ専門ワークショップ、MY&Cのボスでして、とにかくフリクションが低く、それでいて潤滑性は強力なため、レーシングユースに最適だというんですね。
例えば996時代のカップカーにそのアドバンテージ・ネオのSAE 0W-5を入れたら、富士スピードウェイのストレートで最高速が6~7km/h速くなり、当然ラップタイムも明確に短縮されたという話。しかもそれでいて頻繁なオイル交換や継ぎ足しも必要なかったというから、まるで魔法のオイルであります。
黒いミニ・ワンの足元にあるのがそのアドバンテージ・ネオの5ガロンカンですが、それをミニ・ワンに入れてみようと思ったのは、ミニ・ワンのトップスピードを上げようと思ったわけではなく、むしろエンジンの内部抵抗を減少させることで燃費を向上させることが出来ないか、と思ったからなのであります。
というのはミニ・ワンの実用燃費、コンパクトなボディサイズと1.4リッターというエンジン排気量から期待するほどは好くないんですね、これが。
そこで5月の後半、近所のBMWでオイルフィルターを購入してMY&Cに964C2GTならぬミニ・ワンを持ち込み、標準のカストロールからアドバンテージ・ネオへのオイル交換と相成ったのでした。
アドバンテージ・ネオ、MY&Cのオススメは最も粘度の低い0W-5というグレードでしたが、念のため標準のカストロールの5W-30に合わせて0W-30を注入しました。ちなみにミニ・ワンの容量は4.2リッター。
で、エンジンを掛けたら、心なしかスターターが軽く回るとともに、アイドリング時のノイズがまろやかな音色になったような気がして、早くもその効果を実感したのであります。
肝心の燃費はというと、それまでは13㎞/ ℓ の大台に達したことがなかったのに、オイル交換した翌日に房総半島への取材の足に乗っていって14.36㎞/ ℓ と、早くも記録をブレイクして驚かされたのでした。
満タン方で採る実用燃費というのは、そのときのスタンドマンの入れ方のクセなんかによってけっこう変わってくるので、あまり正確な比較にはなりませんが、傾向としての数値の変化は感じとれます。
例えば海外出張の際の成田空港への往復でいうと、純正オイルの頃の12.53㎞/ ℓ および12.66㎞/ ℓ から、アドバンテージ・ネオに交換後は14.10㎞/ ℓ をマークするなど、10%かそれ以上の伸びを確認できる例もあります。
残念ながら動力性能に関する計測データは取れていませんが、燃費が向上しているということは、フォーマンスも向上しているはずですね、きっと。
ただしアドバンテージ・ネオ、1 USクォート=0.946リットル入りのボトルが¥4,410(消費税込み)と、決して安くないところが弱点といえば弱点ですが、例えばMY&Cでは5ガロンカンのプライスをベースにリッター売りしてくれるので、性能とモチを考えればまずまずリーズナブルな価格になっていると思います。
取り敢えずオイル交換して1ヵ月半、距離にして1100㎞ほどしか走っていないので、今後も燃費その他のデータをとって、アドバンテージ・ネオの効果がどれほどのものになるのか、立証していこうと思っています。
なので、興味のある方は、乞うご期待でありますね。








































